「嗅覚は脳神経の一つ」鼻呼吸がランニングに向いている理由

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ランニング中に鼻呼吸をしているか口呼吸をしているか、意識したことはありますか? たくさんの酸素を一気に取り込める口呼吸の方がいいと思うかもしれませんが、鼻呼吸で走るメリットについて考えてみましょう。

人体において、口は消化器官であり鼻は呼吸器官とされています。鼻は呼吸のために存在しており、体にとって負担が少なく効率的に呼吸することを可能とする器官なのです。

たとえば、口呼吸をすると口の中が乾燥して、走るのが辛く感じることがあります。鼻呼吸ならば口の渇きは和らぎますし、鼻毛が空気中のほこりなど異物が体内に入らないようにブロックしてくれます。

レースのラストスパートで力を振り絞りたいときは、口呼吸で酸素を集中的に取り込み、走るエネルギーにすることができます。一方、長時間を安定的に走り切りたいのであれば、鼻呼吸も取り入れることが理想的。もちろん口呼吸と鼻呼吸には、ランナーそれぞれの向き不向きがあります。あなたの鼻は、走りを快適にするポテンシャルを秘めているかもしれません。

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鼻の働きをよくするために参考にしたいのが、書籍『1分で体がすっきり生き返る鼻トレ!』(深堀真由美著、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)です。

同書によると、「嗅覚は脳神経のひとつです。12対ある脳神経のうちで左右交差していない唯一の脳神経で、脳と直接つながっています。また生命のかなめである脳下垂体、気管支、肺、心臓、腎臓、腸などの最重要器官のすべてと連係しているのです」

鼻は心臓や肺とつながっている器官。ランニングでは心肺機能の強化が大切といわれていますので、体の各器官がスムーズに働くためにもやはり鼻は重要なポジションにいるようです。

鼻は脳や耳、のど、目ともつながっています。鼻の通りを良くしておかないと、においがわからないだけでなく、味覚力が低下したり、頭の回転が鈍くなったりと、日常生活に影響があります」(『1分で体がすっきり生き返る鼻トレ!』より)

レース中は天気の変化、ペース配分などいろいろなことに頭をめぐらせます。運動機能だけでなく、集中力や判断力を落とさないためにも鼻のケアはおろそかにしてはいけません。

同書ではヨガインストラクターとして活躍する著者・深堀真由美さんが、鼻呼吸の基本を紹介。気合が足りないときや集中力が高まらないときに試したい鼻呼吸とポーズなどもやさしく解説しています。自分に必要な鼻呼吸のトレーニング方法を見つけられる一冊です。

ランニング中だけではなく、起床時や就寝前、すきま時間に鼻呼吸の練習をしてみるのもオススメ。スーッと気持ちいい鼻呼吸を身につけて、より快適な走りを楽しんでくださいね。

書籍情報

『1分で体がすっきり生き返る鼻トレ!』深堀真由美著、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス

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