制限時間7時間なら7時間楽しむ……「速く走ったらもったいない」マインドの旅ランガール・福田萌子さん
Nov 15, 2018 / MOTIVATION
Nov 15, 2019 Updated
自然の中だけでなく、街にも生きている姿を見出し、ランニングを通して楽しんでいる福田さん。走ることがライフスタイルに溶け込んでいます。
「だいたい朝5〜6km走り、今日なにしよう?って考えます。自転車に乗ったり、水泳したり。何にもない日は、20kmくらい走ろうかな? どこまでいけるかな?と考えます。休日に友人と『どっか行こう! 』が、走っていくという感じ。走ることと、遊ぶことや暮らすことを分けなくていいと思ってます。
朝、ワークアウトして、友達とお茶して、そのあと行きたかったお店に行って……というのを、そのまま走ってやっちゃえばいい。自由度が広がりますよね」
福田さんは“速く”走ることよりも、“楽しむ”ことを大切にしています。先日のベルリンマラソンでも、ナンバーカードをつけたままコーヒーショップに2回立ち寄り、コース近くの教会まで足を延ばして見て回ったそう。
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「海外マラソンは、観光地を回れるのも魅力ですが、ボランティアスタッフの方々との交流や、大会運営の様子など、現地の文化も一緒に知ることができるんです。私の出身の那覇マラソンも沖縄の人たちのホスピタリティを感じながら走れます。
制限時間が7時間あったら、7時間楽しみたい。もちろんタイムを追求するよさもありますが、せっかく道路を封鎖して、いつもは走れない場所で走れるのに、速く走ったらもったいない。笑」
とはいえ、寄り道をしても5時間程度でフルマラソンを走り切れる走力があるからこそ。走りを楽しむためにトレーニングをするのだそう。
“速さ”というものさしだけではない、走ることの価値を多面的に見ている福田さんは、“こうあるべき”を軽々と飛び越えます。