制限時間7時間なら7時間楽しむ……「速く走ったらもったいない」マインドの旅ランガール・福田萌子さん
Nov 15, 2018 / MOTIVATION
Nov 15, 2019 Updated
(文 東 麻吏 / 写真 Eliana)
旅先で朝のランニングをしたことはありますか? 見知らぬ土地を知る楽しさとランニングをする楽しさが混ざり合い、よりいっそう爽快な気分になるというランナーも少なくないはず。
旅の観光とランニングを一緒に楽しむことを“日常的に”行っているのが、モデルの福田萌子さん。プライベートで時間があれば、海外に行くという旅好きのランガール。
福田さんのスタイルの良さ、美しさはさまざまなメディアで目にするとおりですが、その内面の美しさにも魅力と輝きを感じます。“走ること”と“暮らすこと”を分けて考えない彼女のライフスタイルについて、お話をうかがいました。
旅先のランニングは一石何鳥? 走ることはいいことだらけ
もともと運動が好きで、クラシックバレエを嗜み、バレトン(バレエのメソッドで筋肉を整えるワークアウト)のインストラクターでもある福田さん。ジムでの運動もしていましたが、6年前くらいから外で体を動かすようになったのだそう。
「いろんな所に行けるのがランニングの良さですよね」
文字通り“足を延ばせる”のがランニングを好きな理由の一つ。好奇心旺盛な福田さんは、自分の世界を広げていく活動に魅力を感じています。
それが海外になれば、自然に『知らないところを見て回る』ことに。
「コペンハーゲンやザルツブルグなどヨーロッパの街だと、10km走れば街中を見て回れるんです。自分で走るから土地勘もつく。走って下見をしちゃうんですよ。ランニングを終えシャワー浴びてから、見つけた可愛いカフェに戻ってコーヒー飲んだり。旅先でのランは一石何鳥もあります。
子供のころから機会に恵まれ、旅が大好きに。世界遺産を巡ったり、歴史を知るのも好きという。旅先のランは、家族との朝散歩が原点。
「中高生のころ、家族で旅行すると必ず朝に散歩をしてました。それが今はランニングに。走るとより広い範囲に行けるので、いろんなことを知れますよね」
「とにかく、知らないことを知るのが好き!」と素直に話すまっすぐさ。その感受性が、福田さんが見る世界をより美しくしているように思えます。