アシックス『GT-2000 15』は“安心感”だけじゃない!安定性と弾む楽しさを両立
Aug 06, 2026 / SHOES
Aug 06, 2026 Updated

アシックスのサポート系デイリートレーナーとして、長く支持されてきた『GT-2000』シリーズ。8月6日、その最新作となる『GT-2000 15』が発売されました。
安定性を重視した真面目な一足という印象が強かったシリーズですが、今作は軽さと弾む感覚が加わり、走る楽しさを感じられる方向へと進化しています。
こちらの記事では、今作の進化について、シューズアドバイザーの藤原岳久さんに解説していただきました。
定番スタビリティシューズに“走る楽しさ”が加わった

『GT-2000』は、安定した足運びをサポートするスタビリティシューズとして、長年にわたって親しまれてきたシリーズです。これまでのモデルは、着地のぶれを抑える安心感が魅力である一方、藤原さんは「真面目な印象が強いシューズでもあった」と振り返ります。
「これまでの『GT-2000』は、安心して履けることが大きな魅力でした。『GT-2000 15』はその安心感を残しながら、軽さや弾む感覚が加わっています。安定性だけではなく、走る楽しさも感じられるシューズになりました」と藤原さんは話します。

前足部には、アシックスの『NOVABLAST』シリーズを思わせるトランポリンのようなくぼみ構造を配置。ただし、強いバウンド感を特徴とする『NOVABLAST』とは異なり、地面を捉える感覚を残した扱いやすい走り心地に仕上げられています。
約20g軽くなり、ミッドソールは約2mm厚くなった

今作でまず注目したいのが、前作からの軽量化です。ミッドソール全体の厚みを約2mm増しながら、重量は約20g軽量化されました。
スタックハイトはかかと部38.5mm、前足部33.5mm、ドロップは8mm。重量は253g(27.0cm)と、サポート系のデイリートレーナーとしては非常に軽量です。
ミッドソールには『FF BLAST MAX』を採用し、フォームの硬度は前作よりもやわらかく調整されました。厚みが増したことで、クッション性と弾む感覚が高められています。
また、アッパーの進化も見逃せません。従来はしっかりとした作りが持ち味でしたが、今作は軽さと通気性が向上しています。
『3D GUIDANCE SYSTEM』が安定した足運びをサポート

軽くなり、弾む感覚が加わった一方で、シリーズの持ち味である安定性は保たれています。
前作から継続して搭載されているのが『3D GUIDANCE SYSTEM』です。加えて、アウトソール『AHARPLUS』の内側の接地面積を広げることで、着地時の安定感を高めています。
「走り始めたばかりの方は、接地時間が長くなったり、着地が左右にぶれたりすることがあります。『GT-2000 15』は、そうした足元の不安定さを自然にサポートしてくれます」と藤原さんは解説します。
初心者の1足目から運動経験者のジョギングまで対応

近年は、ランニングを始める1足目に『NOVABLAST』を選ぶランナーが増えています。しかし今作の完成度を受けて、藤原さんは『GT-2000 15』を1足目としてすすめたいと話します。
「これまでの『GT-2000』は安心・安全という印象でしたが、今回は楽しさもあります。それでいてサポート機能もしっかりしている。運動経験のない方の1足目にも自信をもってすすめられます」と藤原さん。
とくに向いているのが、ランニングフォームがブレやすい方です。サッカーやバスケットボール、野球といった球技の経験がある方は、身体能力が高いぶん、跳ねるような走り方になりやすい傾向があります。そうしたランナーにとって、まずバランスの取れた走りを身につけるための一足として適しています。
安定性を重視したシューズに対して「重そう」「走り心地が真面目すぎる」と感じていた方も、ぜひ一度足を入れてみてはいかがでしょうか。
詳細情報
アシックス|GT-2000 15

・価格:¥16,500(税込)
・ドロップ:8mm
・重量:253g(27.0cm片足)
【動画からご覧の方はこちら】
あわせて読みたい
【プロフィール】
藤原岳久さん

FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 / JAFTスポーツシューフィッター
元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
・ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)





