ナイキ『ペガサス 42』は買わなきゃ損!?シューズアドバイザーも太鼓判を押す定番モデルの進化
May 19, 2026 / SHOES
May 19, 2026 Updated

Runtripお馴染みのシューズアドバイザー・藤原岳久さんが「これを買わなきゃ損です」と強く訴えるランニングシューズがこの春登場しました。そのランニングシューズは、ナイキの40年以上続く人気シリーズの最新モデル『ペガサス 42』。
一見アップデートしていないように見えて、大きな進化を遂げた今作の特徴を解説します。藤原さんは多くのシューズブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わった期間は20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出し、現在も走るシューズアドバイザーです。
40年以上続く進化。最新作を手にする理由がある

1983年の初代発売から40年以上アップデートを重ねる『ペガサス』シリーズ。藤原さんは「(『ペガサス 42が登場した今)前作『ペガサス 41』を買う人は、過去のテクノロジーを買うことになります。そのため現行モデルの『ペガサス 42』を買ってほしい」と語ります。前作を使用しているユーザーが最新作を手に取りたくなる理由を作ることが進化の意義だと話します。
最新作の登場にSNSでは賛否の声が飛び交っていますが、藤原さんはそれを歓迎する立場とのこと。
「大きく変わったからこそ盛り上がる。ナイキもペガサスシリーズをモデルチェンジした甲斐があって、良い悪いと様々な感想を言って盛り上がるのが一番いい」(藤原さん)
『エア ズーム ユニット』がフルレングスに進化し、より速く走れるように

今作最大の機能アップデートは、『エア ズーム ユニット』の構造変更です。
前作は前足部とヒール部にそれぞれ配置されていましたが、今作はつま先からかかとまで一体のフルレングス構造に進化。さらにつま先の反りが大きくなったことで、ドロップ(10mm)を変えずに前足部を3mm厚くするという工夫も施されています。
「つま先の抜ける瞬間に、今までにないクッションを感じる」と藤原さん。「ダッシュをすると気持ちよく、スピードを上げた時ほど恩恵を感じやすい」とのことです。

アッパーはトゥボックスが広く設計され、前足部にゆとりが生まれました。足の中央部に圧を分散させる『ミッドフットバンド』の効果もあり、「フィット感も悪いところがない」と藤原さんは断言します。
アウトソールはワッフルパターンを継承しつつ、溝が加わり屈曲性が向上。トレンドに合わせたデザインが施されています。

最初は「厚い」でも、10分後には「ペガサスだ」
藤原さんは「最初はちょっと厚いなと思ったのですが、10分経過するといつものペガサスを履いている感覚になりました。徐々に感覚が馴染んでいき、ああ、ペガサスだなという感じがしました」と語ります。
前作の接地感覚を愛していたユーザーは最初に違和感を感じるかもしれませんが、試し履きで10分ほど走ればその変化の意味が分かってくると話します。「『ペガサス 42』も履きやすいと感じる人は多いでしょう」とコメント。
こんなランナーにおすすめ

ヒールカウンターがしっかりしており、安定感とクッション性を両立した『ペガサス 42』は、「初めてのシューズに最適」と藤原さんは語ります。
一方でプロランナーの佐藤圭汰選手が1kmあたり4:00/kmペースのジョグで使用するなど、幅広いペース帯に対応。「サブ4前後のタイム帯のランナーにとって、オールラウンダーとして最適かもしれない」と藤原さんは提案します。
1983年の初代発売時から掲げる「誰でも速く走れる、誰でも買えるシューズ」というポリシーは、税込17,600円という価格設定にも反映。『ペガサス』は、今なおナイキの顔であり続けています。
「百聞は一見にしかず、ぜひこのシューズを履いてもらいたい」と藤原さんは強くおすすめします。
詳細情報
ナイキ|ペガサス 42

・価格:¥17,600(税込)
・ドロップ:10mm
【動画からご覧の方はこちら】
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【プロフィール】
藤原岳久さん

FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 / JAFTスポーツシューフィッター
元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
・ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)





