On『クラウドモンスター 3』徹底レビュー!機能性・デザイン性を兼ね備えた、オーソドックスなデイリートレーナー
Mar 05, 2026 / SHOES
Mar 05, 2026 Updated

スイスのスポーツブランド『On(オン)』から、ランニングシューズとしてはもちろんファッションアイテムとしても人気を博したシリーズ最新作『Cloudmonster 3 (以下、クラウドモンスター 3)』が登場。
今回はRuntripお馴染みのシューズアドバイザー・藤原岳久さんとともに、前作との比較や今作の特徴についてご紹介します。藤原さんは多くのシューズブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わった期間は20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出し、現在も走るシューズアドバイザーです。
デザイン性と機能性を両立したオーソドックスなデイリートレーナー

今作について藤原さんは「オーソドックスなデイリートレーナー」と位置付けます。ミッドソールには3層構造の『CloudTec®クッショニングシステム』を採用。内蔵されたプレート『Speedboard®』が推進力を高め、シューズ全体の剛性を担保していると説明します。
履き心地については「前作がソフトだったのに対し、今作は(ミッドソールの)粘り気を感じられ走行時に安定感がある」と語ります。

今作は6mmドロップ(シューズ前後の高低差)で前足部が跳ね上がったロッカースタイル。適度な硬度のミッドソールと相まって、走行時のフォームを意識しやすい設計だと藤原さんは述べ「王道ブランドとの履き分けもしやすいのではないか」といいます。

見た目について藤原さんは「前作はスポーティーな印象だったのに対し、今作は前々作に近いシルエット」だといいます。また、前作までハニカム構造だったミッドソールは、今作では1層加わったようなスタイルになっていると言及。
ヒール部分は斜めに刺繍を施し、視線を引きつける「Limelight|Seedling」のカラーも特徴的。前作同様にさまざまなカラーリングが展開されるといった期待も踏まえ、デザイン性に優れたランニングシューズだといえるでしょう。

アッパーには通気性に優れた素材を採用しており「ヒールカウンター(アキレス腱付近の補強素材)もかなりしっかりしている」と補足する藤原さん。
Onの印象としては「『クラウドモンスター』シリーズの登場によって、歩きやすさだけでなくランニングにおいてもデザイン・機能性・履き心地に優れたブランドというイメージへと大きく変わった」と振り返ります。

レングス(足長)やサイズに関しては「前々作は小さめ、前作は大きめに感じられ靴下で調整が必要なこともあった」としつつ、今作はちょうど良いサイズ感に落ち着いていると述べます。
おすすめのランナー・使用シーンは?

藤原さんは「ソフトな履き心地を求めるのであれば『クラウドサーファー マックス』、安定感があるオーソドックスなシューズを求めるのであれば今作」とすみ分けを提案。またOnのシューズを履いたことがないランナーには、ブランドデビューの1足目として今作から取り入れてみることをすすめます。

『クラウドサーファー 』シリーズはじめ、近年かかとからつま先へのスムーズな重心移動を重視したOn独自のミッドソール設計『CloudTec Phase™』搭載モデルがラインナップされている点にも言及。「『CloudTec Phase™』搭載シューズの履き心地に慣れているランナーは、今作の履き心地を新鮮に感じられるかもしれない」と語ります。
加えて今作のミッドソール構造と硬度は、歩行時にもランニング時にもそれぞれ機能性を発揮するため普段履きとしても活用できると述べ、マックスクッショニングのシューズとしては値段も妥当だと付け加えます。
詳細情報
On|クラウドモンスター 3

・価格:¥24,200(税込)
【期間限定試し履き】
Runtrip BASE YOYOGI PARKにてOn最新シューズの試し履きを実施!
開催期間:3月5日(木)〜3月31日(火)
試し履きモデル:Cloudmonster 3 / Cloudmonster 3 Hyper
【動画からご覧の方はこちら】
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【プロフィール】
藤原岳久さん

FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 / JAFTスポーツシューフィッター
元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
・ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)




