新進気鋭のベアフットブランド『Notace』!足本来の機能を呼び覚ます最新作をレビュー
May 31, 2026 / SHOES
May 31, 2026 Updated

厚底ランニングシューズの進化が続く昨今。そんな中、対極にあるベアフットシューズの新興ブランド『Notace(ノータス)』から待望のロードモデルが登場しました。
今回は、新モデルの『michi 1』について、Runtrip Channelでもお馴染みのシューズアドバイザー藤原岳久さんが徹底解説。新たに誕生したベアフットブランド「Notace」の新作は、自身の身体をアップデートしたい、ランニングフォームを見直したいという方は必見の一足です!
バイオメカニクスの専門家タッグが生んだ新ブランド「Notace」

Notaceを創設したのは、バイオメカニクスの専門家であり、アルトラ、ゼロシューズといった名立たるナチュラル系シューズブランドを渡り歩いてきたセドリック・スコット氏。そして、アルトラの日本総代理店を務める、株式会社ストライドの福地孝氏です。
まさにベアフットのエキスパートとも言えるバイオメカニクスに詳しい2人が、「足本来の動きを呼び覚ますために、足がもっと自然に、自由に動くベアフットシューズが必要だ」という強い信念のもとで作り上げた、ロマン溢れるブランドです。
展開されるモデル名はトレイルモデルの『Yama T1』、コートシューズの『koto 1』、そして本作『michi 1』。親日家でもあるセドリック氏の意向もあり、日本語がネーミングに採用されています。
わずか15mm!eTPUが生み出す「極上の接地感」

『michi 1』の大きな特徴は、わずか15mmというソールの薄さと、クッション性の高さを両立させている点です。
ミッドソールにはeTPU(熱可塑性ポリウレタン)をスーパークリティカル発泡させた素材を採用しています。アディダスの『BOOST』フォームと近い発想の素材をベースに、さらに軽量化を追求。シューズの重量はわずか約180gに仕上げられました。近年のランニングシューズがソール厚40mm前後のモデルも増えているなか、その薄さは際立ちます。

藤原さんは「薄いけれどクッションがある。柔らかくて地面を立体的に感じられる」と表現します。
ソールが極端に薄く、硬いベアフットシューズは脚へのリスクを伴うこともあります。しかし、『michi 1』の柔らかいeTPUソールは地面の凹凸を立体的に感じ取ることができ、心地よい刺激を届けてくれます。
全方向に動く柔軟性と、指先が広がるゆったり設計

アッパーは薄いメッシュ素材で構成され、合成素材の重なりをできるだけミニマルにしたことで足との一体感を追求しています。
「アッパーはペラペラすぎず補強されており、デザインと作りにこだわっている」と藤原さん。柔軟性を保ちながら、デザイン性と耐久性も追求した仕上がりです。
最大のポイントは、前足部が非常に広く作られたフットシェイプであること。指先が自然に広がる設計は他のナチュラル系シューズとも共通していますが、その中でもかなりゆったりとした作りになっています。

アウトソールからミッドソールにかけて全方向にしなやかに曲がる柔軟性を備えており、足の関節や腱の自然な動きを一切妨げません。
こんなランナーにおすすめ

『michi 1』は、普段から厚底ランニングシューズを履くランナーの履き分けの1足として非常におすすめです。
藤原さんは「1足で完結させようとするのではなく、トレーニングの一環として取り入れる使い方をおすすめします」と話します。ロードでのベアフットトレーニングやウォーキング、足指の機能を高めたい方にとって、理想的な1足になるはずです。
また、「アルトラは多くのランナーが履いているから、Notaceを履いてみようかな」という感度の高いランナーにも刺さるシューズ。
藤原さんは「履いて歩いた瞬間に、『あ、これ気持ちいいですね』という人しかいないと思う」と太鼓判を押します。
新進気鋭のブランドだからこそ、知る人ぞ知るベアフットシューズ『michi 1』。その履き心地をいち早く体感したいランナーは、この機会に手に入れてみてはいかがでしょうか。
詳細情報
Notase|michi 1

・価格:¥25,300(税込)
・重量:180g(27.0cm)
・ソール厚:15mm
【動画からご覧の方はこちら】
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【プロフィール】
藤原岳久さん

FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 / JAFTスポーツシューフィッター
元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
・ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)




