トレラン専門店『Trippers』店長が厳選!フルマラソンで活躍するトレランギア10選+補給食6選
Feb 06, 2026 / OTHER
Feb 06, 2026 Updated
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過酷な自然環境を走るために選び抜かれたトレイルランニング(以下、トレラン)ギアは、フルマラソンやロードランニング(以下、ロード)においても高いパフォーマンスを発揮するものが数多く存在します。本記事では、そんなトレランギアの中から、フルマラソンでも活躍するギアをご紹介します。
ギアの厳選を担当するのは、トレラン専門店『Trippers』店長の朝長さん。トレラン専門店ならではの目線で、実用性の高いアイテムをピックアップしました。さらに朝長さんとスポーツMCの岡田拓海さんが、自身のレースで愛用しているギアについても紹介します。
トレランギアということで、トレイルランナーにとっては馴染みのあるアイテムも登場するかもしれません。一方で、ロードランナーの方にとっては、新たな発見や出会いがあるはずです。今年こそはフルマラソンに挑戦したいと思っている方も、すでにレースの予定がある方もぜひ参考にしてください。
目次
- フルマラソンで活躍するトレランギア10選
- 1.ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) / フライトインパルスジャケット
- 2.ウルトラスパイア (UltrAspire )/ フィテッド レースベルト 3.0(Fitted Race Belt 3.0)
- 3.ミレー(MILLET) /ドライナミック メッシュ ノースリーブ クルー
- 4.ファイントラック(finetrack) / ドライレイヤークール ノースリーブ
- 5.エルドレッソ(ELDORESO ) / プレミアム グローブ
- 6.アールエル(R×L ) / マルチグローブ RLA9502
- 7. ハイドラパック(HydraPak) / ソフトフラスク 150ml
- 8.T8/ シェルパ ショーツ Ver.2
- 9.フィールキャップ (FEELCAP)/ BMIT CAP
- 10.ヘイロ ヘッドバンド(HALO HEADBAND) / HALO バンディット JP fit Air
- フルマラソンにおすすめの補給食6選
- フルマラソンで着用する朝長さんの勝負シューズは?
- おわりに
フルマラソンで活躍するトレランギア10選

1.ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) / フライトインパルスジャケット

レースのスタート前、寒くて震えた経験がある人は多いのではないでしょうか。防寒アイテムとして、コンビニで売っているビニール製のレインコートを着ていたり、ビニール袋を被っている方も見かけます。これらのアイテムは手軽に手に入り、邪魔になれば捨てることもできるため便利ですが、『ザ・ノース・フェイス』のウィンドシェル『フライトインパルスジャケット』はレースでも、普段使いでも便利なアイテムです。
最大の特徴は約50gという驚異の軽さです。超薄手ながらも防風性に優れたナイロンのリップストップ生地を採用することで、およそジェル1本分と同等の軽さを実現しています。また使わないときは野球ボール程度の大きさに収納できるため、フルマラソンでも存在感を気にせずに持ち運ぶことができます。クリアカラーでレースゼッケンが透けて見える配慮も嬉しいポイント。とことんシンプルなデザインですが、レースに必要な機能はしっかりと詰まっています。
価格:¥16,500(税込)
2.ウルトラスパイア (UltrAspire )/ フィテッド レースベルト 3.0(Fitted Race Belt 3.0)

トレラン用ザックなどで知られる老舗ブランド『ウルトラスパイア』から発売されているウエストベルト『フィテッド レースベルト 3.0』。
前面は大きなポケット構造になっており、補給食はもちろん、細長いフラスクも収納できます。背面には上からアクセスできるポケットに加え、スマートフォンや鍵を安心して入れられるファスナー付きポケットも完備。レース中に脱いだシェルを引っ掛けられるゴムコードや、ゼッケンを通せるパーツが付属しているなど、ランナーのことを考えた設計になっています。
身体にフィットしやすい設計で揺れにくく、フルマラソンだけでなく短めのトレイルレースにも対応。価格も比較的手が出しやすく、取り入れやすいアイテムです。
価格:¥5,940(税込)
3.ミレー(MILLET) /ドライナミック メッシュ ノースリーブ クルー

4.ファイントラック(finetrack) / ドライレイヤークール ノースリーブ

トレランでは定番になりつつある汗冷え対策のドライレイヤーですが、ロードレースではまだ広く普及していないかもしれません。ドライレイヤーとは走り出しの寒さを和らげ、発汗による冷えを防ぎ、肌をドライに保つための高機能アンダーウェアです。
一度着るとその安心感から手放せなくなる人も多く、岡田さんも「ロードでもトレランでも、必ずドライレイヤーを着る」と話すほど、欠かせない存在です。
今回は2種類のドライレイヤーを紹介していますが、朝長さんのおすすめは「寒いときはファイントラック、より寒いときはミレーのウエア」という使い分け。ドライレイヤーを開発したのはファイントラックですが、同社の製品ラインナップの中でもっとも薄く、涼感を備えたシリーズが『ドライレイヤークール』となっています。『ドライナミック メッシュ』は高さのあるメッシュ生地が汗を吸い上げ、濡れたウェアの張り付きを防ぎながらドライ感を保ちます。
①ミレー /ドライナミック メッシュ ノースリーブ クルー
価格:¥5,830(税込)
②ファイントラック / ドライレイヤークール ノースリーブ
価格:¥6,270(税込)
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5.エルドレッソ(ELDORESO ) / プレミアム グローブ

6.アールエル(R×L ) / マルチグローブ RLA9502

続いては冬の定番アイテムであるグローブをご紹介。指先の寒さ対策は重要ですが、ミトンタイプだと走っているうちに暑くなりすぎてしまったり、補給時にジェルを開けるなどの細かな作業が難しかったりします。そこでフルマラソンでは、操作性の高いグローブタイプがおすすめです。
『プレミアム グローブ』は、指先を3本出せる仕様で、グローブを外さなくても細かな操作が可能。グローブを着けたまま走り続けられるのが特徴です。
『マルチグローブ』は、ウォッチウィンドウ付きで時計が確認しやすく、親指と人差し指を出せる設計。中指・薬指の白い箇所はスマホを持つ時に滑りにくいスマホグリップになっています。手のひら部分には吸汗性の高いパイル地を採用しており、走りながら汗を拭くこともできます。
エルドレッソ / プレミアム グローブ
価格:¥4,950(税込)
アールエル / マルチグローブ RLA9502
価格:¥3,960(税込)
商品ページはこちら
7. ハイドラパック(HydraPak) / ソフトフラスク 150ml

本記事でも様々な補給食を紹介していますが、フルマラソンでは補給の回数も多く、ジェルを何本も持ち、その都度パッケージを開けるのを煩わしく感じることがあります。そんな手間を減らしてくれるのが『ハイドラパック』のジェル用ソフトフラスクです。
このソフトフラスクは、ジェル約4本分をまとめて入れられる容量で、フルマラソンにちょうどいいサイズ感となっています。粘度のあるジェルでもしっかり吸い上げられる設計でスムーズな補給ができ、飲み口にはキャップが付いているため、ベタつきを気にせず使うことができます。
ウエストベルトに収納できるコンパクトさで、補給を効率化したい方や、サブ4を狙ってテンポよく走りたいランナーにとって実用性の高いアイテムです。
価格:¥2,420(税込)
8.T8/ シェルパ ショーツ Ver.2

朝長さんがフルマラソンで愛用しているショーツは『T8』の『シェルパ ショーツ Ver.2』。こちらのショーツはウエスト周りがすべてポケットになっていて、スマートフォンやジェル、シェルなどを全て収納できます。ハイパーストレッチメッシュ素材のポケットは揺れが少なく、最大1kgまで対応。朝長さんも「非常に薄くて軽く、ストレスフリーな履き心地」と話します。
インナーなしの仕様で、深めのサイドスリットは脚の可動域を妨げません。また縫い目を極力減らしたシームレス構造で、肌あたりも良好です。ゼッケン装着用のフロントパーツや撥水コーティング、リフレクター印刷など、レースで役立つ要素もしっかり備えています。
価格:¥12,000(税込)
9.フィールキャップ (FEELCAP)/ BMIT CAP

最後はキャップ・ヘッドバンドです。朝長さんは当日の気分でキャップとヘッドバンド使い分けているとのことですが、まずはキャップから紹介します。
朝長さんがフルマラソンで使用している『BMIT CAP』最大の特徴は、パネルの裏側に空間を持たせた構造です。生地が直接おでこに当たらないようになっており、額部分のムレを防いでくれます。また額に触れる内側の素材はゴム製でやわらかく、長時間被っていてもストレスを感じにくいのが特徴です。
キャップ全体は33gと非常に軽量で、メッシュ素材と透湿性を備えた生地を組み合わせることで、高温多湿の環境でも快適さを保ちます。頭周りと深さを細かく調整することもでき、自分に合ったフィット感を作りやすい点も魅力的です。
価格:¥5,940(税込)
10.ヘイロ ヘッドバンド(HALO HEADBAND) / HALO バンディット JP fit Air

キャップではなくバンドの気分の日に選んでいるのが『HALO バンディット JP fit Air』。汗の量が多いときも、内側に配置されたシリコンバンドで汗が目に流れ落ちるのを防ぎ、左右へと逃がしてくれます。特にメガネをかけて走るランナーにとっては、良好な視界を確保できる、嬉しい機能となっています。
価格:¥3,850(税込)
フルマラソンにおすすめの補給食6選
補給食は人それぞれ好みがありますが、フルマラソンを走るときにまず意識したいのは、エネルギーをしっかり補給できること、そして足攣り対策として塩分、ナトリウム、マグネシウムを含んでいることが挙げられます。ここではレースで使いやすく、成分面でもバランスの取れた補給食を紹介します。
1.オレは摂取す/はちみつレモン風味

『オレは摂取す』シリーズの複数あるフレーバーの中で塩分量が最も多いのがはちみつレモン味です。レース中でも摂りやすい味わいで、食塩相当量は約0.8mgと、塩分補給を重視したい場面に向いています。
価格:¥330(税込)
2.アミノサウルス(AMINO SAURUS)ジェル


アミノ酸もしっかり補給できる『アミノサウルス ジェル』は、通常のジェルと、より長距離向けにアミノ酸を強化して設計された『ジェル エリート』の2種類があります。食塩相当量は通常タイプが約0.6g、エリートが約0.52mgです。
アミノサウルス(AMINO SAURUS)ジェル
価格:¥378(税込)
アミノサウルス ジェル エリート
価格:¥660(税込)
3.マグオン(Mag-on)/エナジージェル

『マグオン』のジェルは、マグネシウムを取れる補給食として知られています。梅味のみ塩分が増量されており、食塩相当量は約0.5gとなっています。
価格:¥324(税込)
4.ナガノトマト / シンシュウエナジー

甘さが苦手な人には、『ナガノトマト』の『シンシュウエナジー』がおすすめです。ここまで紹介したジェルに比べて、カロリーは少々下がるものの、甘さが控えめでまさに塩トマトといった味わいです。マグネシウムは含まれていませんが、食塩相当量は約0.67gと塩分補給の面では十分な設計です。
価格:¥350(税込)
5.パラチノース / ワラビート

最近は和風テイストの補給食も人気が高まっています。『ワラビート』は、わらび餅のようなもちもちとした食感が特徴のジェルタイプ補給食。自然な甘さで、ゼリーに近い口当たりのため飲み込みやすいのが特長です。
価格:¥377(税込)
6.福壽堂秀信 / さらっと飲める羊羹 ANDO
『さらっと飲める羊羹 ANDO』は大阪の老舗和菓子屋が手がけている補給食で、さらっと飲めるぜんざいのようななめらかさと、本格的なあんこの味わいで満足感が高いアイテムです。フルマラソンで使う場合は、甘さと塩分のバランスが取れた塩入りタイプがおすすめです。
価格:¥194(税込)
フルマラソンで着用する朝長さんの勝負シューズは?

トレイルランニングのレースはもちろん、ロードでのフルマラソンにも挑戦する朝長さん。フルマラソンの自己ベスト記録が3時間12分のランナーでもあります。今回ご紹介したアイテムに加えて、2026年1月に出走したレースで着用したシューズはHOKA『ROCKET X 3』です。
反発性はもちろんのこと、接地面の広さから安定性にも優れたレーシングシューズとして幅広い層のランナーから支持される本作。HOKAのトレイルランニングシューズも着用する朝長さんは「HOKAのシューズは自分の足に合う。着用してトラブルが起きたことはない」とコメント。サブ3ランナーである岡田さんも「本作は今期の勝負シューズ候補として他のシューズと迷っている」と話すなど、朝長さん・岡田さんが太鼓判を押すシューズです。
価格:¥30,800(税込)
おわりに

本記事ではトレランギアの中から、朝長さん、岡田さんが自身がフルマラソンに挑戦する際に取り入れているものも含めた、フルマラソンでも活躍するトレランギアおよび補給食を紹介しました。今はマラソンシーズン真っ只中、お二人も今回紹介したギアの力を借りながら、それぞれフルマラソンの目標に挑みます。
フルマラソンは走力だけでなく、当日のコンディションや装備も結果を左右するもの。本記事で紹介したアイテムが、レースに向けたギア選びを考える際の参考になればと思います。
【動画からご覧の方はこちら】
あわせて読みたい
朝長 拓也さん
トレイルランニング専門店 Trippers 代表/ JAFTスポーツシューフィッター
2012年にトレイルランニングに目覚め、2017年にTrippersを立ち上げる。
※前職はアパレル企業で服の型紙を作るパタンナー
2018年トレニックワールド彩の国100mile 完走
2020年 KOUMI100 完走
2022年 ONTAKE100mile完走
2023年 信越五岳トレイルランニングレース100mile完走
2025年 KAGA SPA TRAIL ENDURANCE 100完走




