ミズノ最新作『HYPERWARP(ハイパーワープ)』シリーズ発表!「レースシューズシーンを変えたい」という思いから生まれた新シューズとは
Dec 02, 2025 / SHOES
Dec 02, 2025 Updated

ミズノから発表された新作レーシングシューズ『HYPERWARP』シリーズ。軽量性・反発性・安定性という3つの要素を高次元で融合させた、ミズノの意欲作とも言えるシューズです。今回はメディア向け発表会の様子、シューズを着用したトップアスリートたちの声を交えながら『HYPERWARP』シリーズの特徴を詳しく紹介します。
「レースシューズシーンを変えたい」

『HYPERWARP』シリーズは「光線のように、まるで時空をワープするような速さ」から名付けられたシューズ。ミズノが着目したのは軽量性・反発性・安定性という3つの要素です。

軽量性・反発性の大部分を担うミッドソールには、ミズノ独自のフォーム材『MIZUNO ENERZY XP』をさらに軽量化した新素材を搭載。従来の反発性を維持したまま、さらなる軽量化を実現しました。

ミッドソールとともに内部に搭載されるプレート素材も進化。今回新たに開発された『SMOOTH SPEED PLATE』は、3D形状で設計された、つま先からかかと部分まで伸びるフルレングスカーボンプレートです。

加えてアウトソール『SOLE GAUGE』は前足部・中足部・踵部、それぞれの接地面積を最適化。ミッドソールと合わせて1mm単位で調整することで、軽量性・反発性・安定性を極限まで追求したシューズが設計されました。
またアッパーには、モノフィラメントを含んだ『WOVEN UPPER』をこのモデルのために開発。軽量性とフィット感を高次元で両立しています。

『HYPERWARP』シリーズは軽量性を追求したモデル、バランスに優れたモデル、サポート性に優れたモデルの3足が展開されます。


シリーズ最軽量モデル『HYPERWARP PURE』の厚みは前足部が31.5mm、かかと部が34.5mm。重量は約137g(片足・27cm)。全面的にカーボン性のプレート素材を搭載したシューズとしては非常に軽量な1足と言えるでしょう。


軽量性・反発性・安定性のバランスに優れた『HYPERWARP ELITE』の厚みは前足部が34.5mm、かかと部が38.0mmであり、重量は約170g(片足・27cm)。


サポート性に優れた『HYPERWARP PRO』の厚みは前足部が33.5mm、かかと部が39.0mmであり、重量は約200g(片足・27cm)です。
トップアスリートが口をそろえて語る「軽さ」「安定感」

発表会には実際に『HYPERWARP』シリーズを着用したアスリートが登壇。それぞれのモデルの印象・履き心地をコメントしました。

学生時代には創価大学の選手として東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根駅伝)に出走し、現在も実業団チームで走り続けている嶋津選手(GMOインターネットグループ)は『HYPERWARP PURE』を着用し「足を入れた瞬間から軽さを感じ、まるでシューズを履いていないような感覚を覚えました」「この靴なら戦える」とコメント。

嶋津選手と同じく東洋大学の一員として箱根駅伝に出走し、フルマラソンなどで好成績を収めている高久選手(ヤクルト)は主に『HYPERWARP ELITE』を着用しているとのこと。「(シューズを履いて)最初に感じたのは安定感」「自信をもった状態でレースのスタートラインに立てる。(シューズの)安定感って大事なのだと改めて感じました」とコメントしています。
「足を入れたときに感じる安定感、走ったときの反発力。同じ強度の練習でも(『HYPERWARP ELITE』を履いたときには)足の張りだったりとか、そのあとの練習の入り方(疲労感)が全然違います。
『HYPERWARP PURE』の方が速いスピードを出したい方にはおすすめですが、フルマラソンを軸に走ってる私には反発性と安定性の両方が備わっている『HYPERWARP ELITE』の方が合っていると思います」(高久選手)

また現役の学生アスリートとして東京国際大学・菅野選手と小柴選手も発表会に参加。菅野選手は『HYPERWARP ELITE』について「すごく軽くて、安定感もある、良いシューズだと思います。履きこなしやすいシューズだと思うので(シューズ選びに)悩んでいる方に1回は履いていただきたいです」とコメント。

また小柴選手はアップダウンのあるコースで『HYPERWARP PURE』を着用し「登り(の走り)が得意ではないのですが、このシューズを履いたときには坂道でも走りやすく、良いシューズだなと思いました」とコメント。起伏のあるコースとの相性の良さも評価しています。

発表会には男子選手だけでなく、女子選手も登壇。2025年10月に開催された全日本大学女子駅伝で優勝を収めた城西大学の選手であり、第1区の区間賞を獲得した本間選手は着用した『HYPERWARP ELITE』について「軽さにびっくりしました。ただシューズを履いてみると安定感もあり、反発も自分で履きこなせるちょうどよさ。すごく走りやすいシューズだと思いました」とコメント。

興味深いのは同じく城西大学のメンバーとして優勝を収め、第6区で区間賞を獲得した金子選手。厚底レーシングシューズが主流となっていくなか、従来の薄底シューズを履きレースに出場し続けてきた金子選手は「『HYPERWARP PURE』を履いた瞬間、これなら私でも走れるかも」と感じたことを明かします。
「圧倒的な安定感と軽さを感じました。(『HYPERWARP』シリーズは、体格の小さな)女性のランナーにもおすすめなのかなと思いました」「大事な練習で(『HYPERWARP』シリーズを)使っています」(金子選手)

発表会にはシューズアドバイザーとして活動し、47歳でフルマラソンの自己ベスト・2時間34分28秒を記録した藤原岳久さんも参加。「『HYPERWARP ELITE』はバランスよく着地でき、自分でコントロールするシューズ。対して『HYPERWARP PURE』は反発がとても強く、非常に軽い」とコメントしつつ『HYPERWARP PRO』についても評価しています。
「『HYPERWARP PRO』は今まで(のシリーズ)通り、スイートスポット(最も反発がもらえる箇所)を制限していると感じる。ランニングフォームが上手くいかない人のためにあるのかなと思います」(藤原さん)
そして『HYPERWARP PURE』は現在のランニングシューズ業界と照らし合わせて「スーパーシューズ(厚底レーシングシューズ)の新しい時代の夜明け前」と評しました。
軽量性・反発性・安定性という3つの要素を追求した『HYPERWARP』シリーズ。ミズノがレースシューズシーンを変える未来は、すぐそこまで迫っているかもしれません。
詳細情報
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