スケッチャーズパフォーマンスが生んだ新作2モデル!接地感の「SKY エアロ スパーク」とマックスクッションの「SKY エアロ バースト」の特徴・違いをレビュー
Sep 03, 2025 / SHOES
Sep 03, 2025 Updated
スケッチャーズがアスリートの要求に応えるために開発している『スケッチャーズ パフォーマンス』から、新たに『SKY エアロ スパーク』と『SKY エアロ バースト』が登場しました。
シューズの細部にまで取り入れられた革新的な技術やおすすめランナーなど、Runtripお馴染みのシューズアドバイザー・藤原岳久さんの解説とともにご紹介します。まだスケッチャーズのランニングシューズを試したことがないけれど気になっている方は必見です。
膨大なデータを元に開発!名前も『エアロ』シリーズへ一新
これまで『GO RUN』シリーズとして展開されていたモデルが、今回から『SKY エアロ』シリーズとして名前を一新。藤原さんは「GO RUN(ゴー ラン)シリーズの特徴が引き継がれていて『GO RUN RIDE』シリーズが『SKY エアロ スパーク』、『GO RUN MAX ROAD』シリーズが『SKY エアロ バースト』の後継と考えて良いと思います」と語ります。
スケッチャーズパフォーマンスのランニングシューズは、20年分のデータと12万人の足型データを元に開発。シューズのあらゆる部分にブランド独自の機能が盛り込まれており、今回発売された2モデルに、同様の機能が搭載されています。
インソールは足専門医が認めたアーチサポート『Skechers Arch Fit™』によって、土踏まずが盛り上がっているのが特徴的。藤原さんも「ミッドソールのクッションを邪魔せず、心地よい履き心地があるインソールです」と語ります。
ミッドソールは、臨界発泡技術を用いた『HYPER BURST ICE™』を採用。走行に合わせて変化する『Skechers HYPER ARC®』により、スムーズな足裏移動を促し、着地時から蹴り出しまでサポートするロッカースタイルが特徴的です。
さらにミッドソールに搭載されているカーボンファイバー注入の『H-Plate』がより高いエネルギーリターンと安定性をもたらしてくれます。
アウトソールはスケッチャーズランニングシューズに使われてきた『Goodyear®Performance Outsole』を採用。高いグリップ性、耐久性を確保しています。
2モデルの違い、履き分け方は?
- SKY エアロ スパーク
- SKY エアロ バースト
同じ機能を搭載している2モデル。そんな2足の気になる違いを藤原さんは「簡単にいうと、接地感のスパークと、マックスクッションのバースト」と語ります。
SKY エアロ スパークの厚みは前足部が30mm、後足部が36mm。藤原さんは「ロッカーはすごく効きつつ、不思議と接地感もある」と特徴を語ります。約221gという軽量性も魅力です。
一方のSKY エアロ バーストは前足部36mm、後足部42mmとやや厚めの設計。ミッドソールも内側が柔らかく、外側が硬い2層構造で「厚底なのに柔らかいクッションで、安定性も高い」藤原さんは語ります。
おすすめの使い方として、藤原さんは「どちらも基本的にはデイリートレーナー」と前置きしたうえで「スパークは速めのジョギングでも使いやすく、バーストはより長く走る際に良いですね」とおすすめします。
ブランドの革新的な技術をふんだんに盛り込んだスケッチャーズの2モデル。デイリートレーナーを探している方にとっては、使い方によって、どちらかを選べるのもうれしいポイント。まだ履いたことがなく「新しいブランドも試してみたい」という方にもおすすめです。
詳細情報
スケッチャーズ|SKY エアロ スパーク
価格:¥20,790(税込)
スケッチャーズ|SKY エアロ バースト
価格:¥24,090(税込)
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【プロフィール】
藤原岳久さん
FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 / JAFTスポーツシューフィッター
元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
・ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)