フルマラソン“2時間6分45秒” 高久龍選手が語るOn「Cloudboom Echo」の魅力

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スタイリッシュなデザインでカーボンファイバー素材の『Speedboard®』を搭載した厚底レーシングシューズOn『Cloudboom Echo(クラウドブーム エコー)』。マラソンの国際大会で上位入賞者も着用するこのシューズをマラソン2時間6分45秒の記録を持つ陸上長距離選手 高久龍選手にレビューしていただきました。※本記事は2021年12月に取材

2021年に行われた福岡国際マラソンにおいて日本人3位の結果を残し、2024年パリオリンピック選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得した高久選手。Onのランニングシューズへ足を通すのは今回が初めてとのこと。Onのシューズを履いたことがない方にとっても参考になるインタビューです。

自然にスピードを出せる「Cloudboom Echo」

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高久龍選手

——マラソンランナーとして多くのシューズを履いてきた高久選手。Onのシューズを履いた経験はありますか? 

高久選手:『On』のランニングシューズは知っていましたが、実際にシューズを履くのは今回が初めてでした。

——手元に届いたときOnのシューズを見て気になったポイントは? 

高久選手:実際に手にとってみて、最初に気になったのはソールの丸い空洞部分(CloudTec®︎)。アッパーはシンプルなデザインにOnのロゴが大きく描かれていてかっこいいと感じました。

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——実際に履いてみて、接地感についてどう感じましたか。

高久選手:『厚底シューズ』と聞くと「フォアフット接地で強く踏み込まないとシューズの特長を活かせないのでは? 」とイメージする方が多いと思います。一方『Cloudboom Echo』はかかとから着地しても足が流れるように進み、自然にスピードを上げられるフォームで走れます。私もかかとから足を着地する走り方なので、とても快適に走れました。

また、反発性が高い厚底シューズはゆっくり走ると身体が上に跳ねてしまいがち。このシューズはスピードに合ったフォームで走ることができます。

体重移動がスムーズなレーシングシューズ

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前足部のグリップにより安定感が高められている

——「Cloudboom Echo」は体重移動がしやすいというイメージでしょうか。

高久選手:そうですね。私のランニングフォームは地面を叩くというよりは“かかとから着地して前足部で踏み込む”タイプ。前足部に配されたラバーによる安定感が、足を踏み込む時に左右のブレを軽減してくれます。履き心地に慣れるまで時間がかかるシューズが多いなか、『Cloudboom Echo』は初めて履いた時から違和感がありませんでした。

また、アウトソールのラバーによって接地感が硬い印象を受けましたが、足離れの瞬間はミッドソールのクッションによって想像していたよりも柔らかさを感じます。

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アッパーは伸縮性が高く足幅が広くてもフィットする

——フィット感はどうでしたか?

高久選手:アッパーがすっきりとしたシルエットで足幅の広い私には「小指が当たるかもしれない」という不安がありましたが、履いてみると収縮性があり非常にフィットしますね。

シュータンは薄い素材でつくられ、シューレースをきつく締められるように設計されているので、足首の安定性が高く、上り坂で走る時に足首が固定され走りやすさを感じました。さらに、アッパー素材の通気性も良く、汗をかきやすい私にとっては非常に嬉しいです。

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——どのようなシーンで「Cloudboom Echo」の特徴が発揮されますか?

高久選手:トレーニングで取り入れるとしたら距離走が適していると思います。私の場合、距離走は30〜40kmを、1km3分30秒から走りはじめて終盤は1km3分10秒ペースまでスピードを上げますが、そうしたペースの変化にもしっかりと対応できる機能性があると思います。

また、1km4分〜4分30秒のジョグでも安定して走れて、どのスピードにも対応してくれるシューズという印象を受けました。厚底シューズを初めて履く方でもレースペースで快適に走れると思います。

サブ3〜2.5を目指すシリアスランナーがフルマラソンのレースや距離走のために使用すると特徴を活かせると感じています。

パリオリンピックへの出場を目指す今後

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——MGCの出場権を獲得した現在。高久選手が描く今後の目標について教えてください。

高久選手:MGCへの出場権を獲得した福岡国際マラソンは、当初優勝することを目標に挑みました。それだけに日本人3位という結果で「優勝を逃して悔しい」と率直に感じました。一方、MGC出場権を獲得したことにより、今後達成していきたい目標が明確になりました。今はまた一から頑張ろうと思っています。

2022年の目標は3月に開催される東京マラソン 2021で2位以内に入り、ユージーン世界選手権への出場を目指しています。その先には、2023年のMGCで3位以内の結果を残しパリオリンピックに出場することを目標に走り続けていきます。

デザイン性と機能性を両立した「Cloudboom Echo」

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出典: on-running.com

パリオリンピック出場を目指す高久選手が語るように、ゆったりとしたペースから速いペースまで快適に走れる厚底レーシングシューズ『Cloudboom Echo』。自然にスピードを上げられて推進力をもたらす1足です。マラソンのレーシングシューズとして、市民ランナーの皆さんも足を通してみてはいかがでしょうか。

【商品詳細】

価格:¥29,480(税込)
ドロップ:9mm

『Cloudboom Echo』はRuntrip Storeでも発売中。Onのシューズへ興味がある方、レース用シューズを探している方はこちらのボタンからぜひご購入ください!


Onの公式ページはこちら
シューズアドバイザー 藤原岳久さんの『Cloudboom Echo』レビューはこちら

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高久龍 選手

陸上長距離選手
フルマラソン:2時間06分45秒(2020東京マラソン)
2024年パリオリンピック出場を目指す
・Instagram:
https://www.instagram.com/ryu.t218/
・Twitter:
https://twitter.com/TRU0218

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