【ミズノ】MIZUNO ENERGY搭載6シューズの履き分け方
Jan 25, 2021 / SHOES
Jan 25, 2021 Updated
ラントリップお馴染みのシューズフィッティングアドバイザーの藤原岳久さんにミズノのシューズの履き分け方を聞きました。藤原さんはブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わって20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出した、走るシューズアドバイザーです。
『MIZUNO ENERGY』が搭載された 6シューズの履き分け方は?
デイリートレーナーは『ウエーブリボルト』『ウエーブライダー 24』『ウエーブライダー ネオ』の3足だとか。これらはサポートがあり、ランナーを上手にガイドしてくれます。
『ウエーブライダー 24』『ウエーブライダー ネオ』は全く違うシューズ。『ウエーブライダー 24』の方が安定感があり、『ウエーブライダー ネオ』の方が跳ねるようなシューズです。
『ウエーブリボルト』はミズノエナジーが入っていて、ソフトで履きやすいシューズ。「ビギナーやシューズにあまりお金をかけられない人は、リーズナブルなこちらを買って欲しい」と藤原さん。
レースシューズの『ウエーブデュエル ネオ』と揃えるなら『ウエーブライダー ネオ』がオススメ。
軽量のレースシューズは『ウエーブシャドウ 4』『ウエーブデュエル ネオ』『ウエーブデュエル ネオ SP』。なかでも『ウエーブシャドウ 4』と『ウエーブデュエル ネオ SP』はテンポアップシューズ。これらは、ガイドを残しつつ軽いシューズ。
『ウエーブシャドウ4』は初めてのレーシングシューズにもオススメ。『ウエーブデュエル ネオ SP』は走っている方のフルマラソン用となります。
「これは自分の足じゃないみたいに、バウンドするんですよ。ウエーブシャドウ 4はウエーブデュエル ネオ SPのワークアウト用という感じなので、履きわけが大事」と藤原さん。
『ウエーブデュエル ネオ』はレーシングフラット。こちらを履きこなすには身体の機能が必要です。
目的や用途、ニーズに合わせて、ランニングシューズを選びましょう。
MIZUNO ENERGY シリーズ
ウエーブリボルト
『MIZUNO ENERZY』がミッドソールに搭載され、エントリーモデルとして人気の『ウエーブリボルト』。軽量性・柔軟性・安定性といった初心者に嬉しい機能が揃ったリーズナブルなシューズ。デイリートレーナとしておすすめです。
ウエーブライダー 24
これからフルマラソン完走を目指したいランナーにおすすめなのが『ウエーブライダー 24』。ミズノの定番モデルですが、『MIZUNO ENERZY』がかかと部分に採用され、従来の安定感やホールド感を残しつつ、柔軟性や反発性が向上しています。
ウエーブライダー ネオ
フルレングスの『MIZUNO ENERZY』が採用され、反発性がさらに進化したモデルが『ウエーブライダー ネオ』です。『ウエーブデュエルネオ』と同じアッパーを搭載して柔軟性が向上、パラレルウエーブにより接地時の安定性も増し、柔軟性・安定性・反発性がそれぞれアップデートされたシューズ。
ウエーブシャドウ 4
シューズの踵とつま先の高低差である「ドロップ」が低くなり、地面からの反発力を活かしやすい『ウエーブシャドウ 4』。スピードが出やすい一方、クッション性も高くランナーの脚をサポートします。「スピードを出したいが薄いシューズは不安」というランナーにもおすすめ。
ウエーブデュエル ネオ
2020年に12月に “本気の反撃”と銘打って発売された『ウエーブデュエル ネオ』。今まで通りの走り方で地面からより大きな反発力を得られるレーシングシューズです。アッパー部がハイカットのニット素材となっており、足首までの一体感を高め安定感のある走りをサポート。
ウエーブデュエル ネオ SP
『ウエーブデュエル ネオ』の厚底モデル『ウエーブデュエル ネオ SP』。瞬発的なスピードというより、スピードを維持しやすいシューズです。初心者向けシューズの『ウェーブライダー』の要素も組み込まれており、タイムアップしたい厚底シューズ初心者にもおすすめ。
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藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
藤原商会オフィシャルサイト