今年も梅雨入り、ランナーがトレッドミルを利用するメリットとは
May 08, 2018 / HOW TO
Jun 03, 2019 Updated
今年もすでに奄美地方で梅雨入りとのこと。雨の日のランニングは、なかなか気が乗らないかと思います。雨に濡れたら風邪を引いてしまいそう……、そういった懸念から“雨の日は走らない”と決めている方も。また、梅雨の後はぐっと気温が上がり、炎天下になる日も増えます。そんな天候にも関係なく走ることができるのが『トレッドミル』。今回はトレッドミルの魅力についてご紹介します。
天候に左右されない! トレッドミルの魅力
全国各地にあるスポーツジム。そのコンセプトや規模は様々ですが、ほとんどのジムにトレッドミルが設置されています。トレッドミルは、ランニング用のマシンで、走行ベルトが回転するため、室内でランニングを行えます。グレードによっては、液晶画面やテレビがついていたり、ワークアウト機能がついていたりするものもあります。今回は3つの利点をご紹介します。
気象条件に関係なく、ランニングができる
トレッドミルは基本的に室内で使用します。室温を一定に保てば、いつでも同じ条件下でランニングができます。天候に左右されることなく、トレーニングプランをこなせます。
ライフスタイルの1つとして取り入れやすい
お仕事の昼休みや隙間時間、勤務時間の前後で走りたい方は、職場の近くのスポーツジムを利用すれば、ランニングができます。外で走る際は、更衣室やロッカーのあるランニングステーションを利用することもできますが、ランニングステーションがある場所は限られています。スポーツジムならシャワー、ロッカーがある施設が多く、ランニング後に素早く着替えて仕事に戻ることが可能です。スケジュールを立てやすく、時間を効率的に使うことができます。
飽きずにランニングを楽しむことができる
1人でのランニングは、なかなか気が乗らないという方も多いかと思います。音楽を聴きながら、外でランニングする方は多いかと思いますが、車が急に飛び出してきた時に気づくのに遅れてしまうなどの危険があります。トレッドミルは、グレードにもよりますが、液晶画面に世界のランニングコースが映り、実際にコースで走っているような気分で走れる機種、テレビが見える機種もあります。1人でも飽きずにランニングできるようになっています。
トレッドミルについて
自宅で走ることはできるのか?
家庭用のトレッドミルもあります。家庭用の種類も豊富で、機能性に優れています。ジムに行くのが面倒な方にオススメです。しかし、走行時の音や振動について、しっかりと対策を行う必要があります。マンションの場合は、規約なども確認しましょう。
トレッドミルと外で走るのは感覚が違う?
走るとき、自分で身体を前方に移動させる必要があります。「トレッドミルは上に飛べば走れるから、道を走るのとは違う」という意見もありますが、これは“傾斜”機能で解決します。傾斜が0の場合は、足が浮けば進んでいることになり、道を走る感覚とは違います。しかし、傾斜をつけると自分で身体を前方に押し出す力が必要になります。傾斜1〜2%ほどで、道を走る時とほぼ同じ蹴り出しの感覚で走ることができるといわれています。「外と同じような感覚で走りたい」「トレーニングとして活用したい」という方は傾斜をつけることをオススメします。また、傾斜を3%以上つけると、“ヒルトレーニング”を行うことができます。心拍数を大幅に上昇させられるので、心肺機能の強化が可能です。ケガの後に心肺機能を戻したいけど、足に不安があるという方でも、トレッドミルなら足に負担が少ないのでオススメです。
多彩な機能
ライフ・フィットネス社製のトレッドミルであれば、“LFconnect”というアプリがあり、トレーニングデータを管理することができます。また、アプリ内でワークアウトを設定すれば、毎回トレッドミルを設定しなくとも、心拍数や走速度、カロリーなどを管理した自分の目的に合ったワークアウトを行うことが可能です。
トレッドミルでランニングをしたことがないという方、悪天候の日でも走りたいという方は、選択肢の1つに入れてみるのも良いのではないでしょうか?