世界6大マラソンに7番目が誕生へ!?中国のワンダグループがアボットWMMと10年契約を締結へ。
May 24, 2017 / COLUMN
Jun 02, 2017 Updated
中国有数の不動産大手、大連万達グループ(ワンダグループ)が、世界中のマラソン大会の発展を目指し、4月26日(水)にアボットワールドマラソンメジャーズと10年の戦略的提携契約を結びました。
※ワンダグループは、中国国内で大型ショッピングモールや高級ホテルの運営、マンションの販売など中国の111都市で175のプロジェクトを展開するコングロマリットで、会長の王健林はアジア一の富豪と呼ばれています。
このパートナーシップ契約の目的は、アボットマラソンメジャーズシリーズを拡大するためです。今のところ、日本以外のアジア地域とアフリカにマラソンメジャーズを加える構想を考えており、アボットのマラソンメジャーズの厳しい基準に満たす大会をこれから探していくとのことです。
Abbott World Marathon Majors オフィシャルホームページより
現在のアボットワールドマラソンメジャーズの6大大会は、東京・ボストン・ロンドン・ベルリン・シカゴ・ニューヨークの6都市で開催されるフルマラソンとなっています。今回の提携によって7つ目の大会が加わる日が来るのでしょうか。
「ランニングは中国やアジアの地域で急速に成長しており、中国人アスリートがアボットワールドマラソンメジャーに参加すること、そしてアボットワールドマラソンメジャーズの拡大に貢献できることを楽しみにしています。」とワンダグループの王建林会長は語りました。
ワールドマラソンメジャーズは2006年に創設され、今では毎年25万人以上のランナーが世界中の大会に参加しています。そして6大大会を制覇したランナーは”Six Star Finishers”として大きな賞賛を受けており、6大大会は言わばマラソンランナーの大きな目標となっています。
今回の提携を受けて、世界6大マラソンはどのように変化していくのでしょうか。中国及びアジアの国々でも急速に人気を得ているランニング。走ることで世界が繋がる日が来るかもしれません。
Abbott World Marathon Majors オフィシャルホームページより
https://www.worldmarathonmajors.com/