【361°「SPIRE 4」】日本に上陸したばかりの一足をシューズアドバイザーが解説
Jun 02, 2020 / SHOES
Jun 02, 2020 Updated
今回は、シューズアドバイザー藤原岳久さんをお招きして、中国ブランド361°(スリーシックスティワン)『SPIRE 4』について、語ってもらいました。
シューズのつくりは、まるで高級車
アメリカ、ヨーロッパで販売しているランニングシューズ『361°』。元々は中国で作られたブランドではありますが、まずアメリカでブランディング。シカゴマラソン女子1位選手が履いていた珍しいシューズといえば、思い出す方も。そんなブランドが、この3月よりいよいよ⽇本国内で販売を開始しました。
フィット感を追求したシューズは、ヒールカップがしっかり入ることで履き心地の良さを提供。独⾃開発素材のミッドソールは、衝撃吸収と推進⼒を兼ね揃えており、スムーズな⾜運びを実現してくれることでしょう。
また、藤原さんの言葉を借りると「シューズのつくりは、まるで高級車」。その理由はソールにあります。異なる樹脂を使ったソールがクッション性を高め、そこにカーボンプレートを挿入。カーボンプレートは、ナイキなどのそれと使いかたが異なるようで、その乗り心地は試してみる価値があるとのこと。
少し重さがあるようですが、9mmドロップの傾斜付きのため、自然に足が転がっていく感覚が得られます。レベルを選ばず様々なカテゴリの人が手に取りやすいシューズに。足あたりも良いので外反母趾が心配な方にも推薦できるとのこと。
同シューズの制作に関わったのは、元アシックスの人たち。どこかしらアシックスの雰囲気が感じられるのはそのせい?
・価格:¥18,480(税込)
・ドロップ:9mm
・アッパー:エンジニアドメッシュ
・特徴:しっかりとしたヒールカップと剛性のあるアッパーの組み合わせ
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藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
藤原商会オフィシャルサイト