エリート養成プログラムでベルリンに挑む市民ランナー【 私の練習日誌VOL.4】アディダス「SPEED SQUAD」

日高 久登(ひさぽん)
■月間走行距離:354km
■7月のトレーニング:
ポイント練習:2000m×4,5000m-3000m-2000m-1000m-400m,5000×2(3’40″〜3’50″/km)
ペース走:16km(4’00″/km),20~25km(5’00″~4’30″/km)
リカバリーの早朝jog:5〜7km ,ARセッション参加(7/7 代々木公園ペース走)
■7月の振り返り:
セレクションに向けて、前半は想定ペースで15km以上の距離走や5000mのレペティション等を実施。普段の生活の中に、中野さんから教えて頂いた「戦略的リカバリー」のノウハウを徹底的に取り入れ、疲労を溜めないように意識した。月間350km、ポイント練習もほぼ計画通りにこなせたのは、リカバリーのサイクルを上手く回すことができたからだと実感している。ベルリンマラソンの出場権をいただけて、調整過程も含めて忘れられない1ヶ月となった。
■8月に向けて:
400km。9/16のベルリンマラソンに向け8月中旬までの走り込みが重要。酷暑の時期でも走る時間帯を工夫してしっかりと走り込みたい。

 

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©2018 Sushiman Photography

藤田 大夢(ひろむ)
■月間走行距離:296km
■7月のトレーニング:
1日:8km(4‘00“/km・道下選手伴走),3日:400m×12(74”-59“R60”),5日:8000m(26’44”),10日:400m×12(71”-69“ラスト60”R60“前後),11日:1000m×5(3’10“-2‘50”km),17日:400m×10(76”-74“R30”),21日:セレクション15km(51’43”),24日:400m(79“-73”R60“),26日:14000m(50‘07“),28日:クロカン24km走(Ave 4’08”/km)
■7月の振り返り:
6月に600km走り込んだので7月は走行距離を落とす予定だったが、想定よりかなり少なくなった。6月の反動や、スピード練習と補強を主軸を置いたこと、セレクションで秋山さん・朝倉さん・青木さんに勝つための調整など積極的に走行距離を落とす理由はいくつかあった。だが、疲れが1番大きい理由だった。この時期は夏バテになって秋まで引きずることも懸念される。それが最近、ある選手のSNSがきっかけで考えが少し変わってきた。「疲れている時こそワークアウト。我慢は日本人の得意技」キツイ練習をするほど、本番の苦しいときに頑張れるもの。理論も勿論大事だけど、無理してでも目標を目指して走る自分でありたいと思った1ヶ月だった。
■8月に向けて:
500km前後。疲れているときこそワークアウト。

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邊見 勇太(へんみったー)
■月間走行距離:163km
■7月のトレーニング:
21日:セレクション15km
その他 5〜10km jog+青トレ
■7月の振り返り:
前半に体調を崩し、約2週間走れなかった。密かに目標としていた藤田さんの600km超えは疎か、最低目標としていた200kmにも届かなかった。セレクションのある大事な月にとても不本意ではあったが、「とにかく悔いなく、楽しみながら走る」をテーマに当日は攻めの走りをすることができたので満足している(残念ながら気温が暑すぎて全く楽しむ余裕はなかった)。結果こそ残せなかったが、普段の自分とは全く違うレース展開をすることができ、これもSPEED SQUADを通して成長した証だと感じた。
■8月に向けて:
距離は気にせず毎日継続して走る。食生活改善。

ベルリンマラソンへの熱い想いを抱き、運命のセレクションに臨んだSPEED SQUADメンバーたち。各々のコンディションで当日を迎え、力を出し切った9名は、お互いの健闘を称え合った。セレクションの結果、木村さん、日高さん、藤田さんの3名がベルリンマラソンへの切符を手にした。惜しくもベルリンマラソン行きの切符を手にすることができなかったメンバーも、このプロジェクトの集大成となる9月まで己との闘いが続く。メンバーはこのSPEED SQUADのセッションの他に、AR(adidas Runners of Tokyo)のセッションをうまく活用しながら日々のトレーニングに励んでいる。引き続き、全国各地から集まった勇者9 名の活躍から目が離せない。

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■adidas Runners of Tokyo(AR Tokyo)とは

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adidas Runners of Tokyoは、2016年9月に日本で発足。ランニング初心者から、シリアスなサブ3ランナーまで、様々なタイプのランナーに合わせた幅広いコンテンツを用意。プロのランニングコーチによるセッションや、フィットネスプログラムなど、「自分を高めたい」という思いを叶えるハイレベルなプログラムで、ランナーたちを更なる高みへと導く本格的なサポートをしている。また、ベルリンやソウルなど、海外のコミュニティとの共同セッションや、ヨガ・フットボールなどカテゴリを超えてのコラボセッションなど、ユニークなコミュニティ活動をきっかけにメンバー同士が深く繋がるなど、楽しみながら成長できるのも魅力の一つ。

【adidas Runners of Tokyo】:https://shop.adidas.jp/running/community/

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