【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像

厳しい寒さを感じるこれからのシーズン。着替えも多くなり、コンパクトなザックに入りきらず悩む方も多いのではないでしょうか。トレラン以外でも、ロードランニングや帰宅ランで大活躍のザックですが、もう少し容量を増やしたい方に、秋冬おすすめ15L前後のトレランザック4選をご紹介します。

今回も東京都立川市のトレイルランニング専門店『Trippers(トリッパーズ)』店長で、ご自身もトレイルランレースを走る朝長拓也さんと、スポーツMCの岡田拓海さんがレビューしていきます。

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像

岡田:冬は厚手のランニングウェアが必要になり、帰宅ランでも着替えが多く、荷物がかさばりますよね。

朝長:冬場だと防寒具に着替え一式となるので、そこそこ量がありますね。10L前後のザックが使いやすいと言われますが、入りきらない場合もありますね。

岡田:僕は入りきらない着替えは、仕方なくザックの外側にジョイントさせています。そういう時に、もう少し大きいザックがあってほしいと感じますね。

朝長:そういった悩みを持っている方に、今回は冬におすすめのザック4つをご紹介します。

岡田:これからのシーズンにぴったりなザックですね。

2023冬おすすめトレランザック4選

1.THE NORTH FACE|TR ROCKET

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像

朝長:THE NORTH FACE『TR』シリーズで最も大きいタイプ、容量が15Lの『TR ROCKET』です。

岡田:『TR ROCKET』。よく聞くザックで、使っている方も多い印象ですね。価格が23,100円(税込)です。

朝長:フロント部分が『TR』シリーズと同じで、ショルダー部分に大きいポケットやボトルポケットも付いています。

岡田:収納力があって、レースでも実用性が高い印象ですね。

朝長:背面の外側にもポケットがあり、ジッパーではなくロールトップタイプの開口部で、荷物の量に応じて調節ができるので、トレランザックをそのまま大きくしたザックですね。

岡田:帰宅ランでダウンを入れたり、山にワンウェイで行く場合にいいですね。

朝長:試しに防寒具と着替え一式を雑に入れてみてもかなり余裕があるので、ちゃんと収納すればもっと入ります。ショルダー部分と背面が繋がるコードが通っているので、調節すれば体にフィットします。

岡田:体にホールドできるのは荷物の多いザックならではの機能ですね。

朝長:さらに、揺れないようにサイドにもコードが通っています。カラーも3種類、特にティングレーのカラーはいいですね。

2.マックパック|アンプウルトラ15

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像

朝長:トレランザックのイメージがないと思う方も多いかもしれませんが、マックパック『アンプウルトラ15』も容量が15Lです。

岡田:マックパックは登山やデイリーユースのバックパックのイメージが強いですね。

朝長:僕が10年前に初めて買ったトレランザックはマックパックです。今年10年振りに大きくアップデートして発売されました。

岡田:思い入れがあるザックですね。

朝長:フロントのポケットも大きく、500mlのソフトフラスクが左右のボトルポケットに1本ずつ入った状態で販売されています。

岡田:フロントもかなり収納力があって、ボトルも付いているんですね。

朝長:脇にはジップ付きのポケット、背面にも外ポケットがあります。ロールトップの開口部で容量を調節でき、サイドのコードでしっかりフィットさせることができます。

岡田:間口が広いと出し入れしやすいですよね。このサイズ感ならPCを入れて帰宅ランもできそうです。また、背広と革靴も入りそうですよね。

朝長:形も個人的には好きですね。ただサイズ感が大きいので、Sでも僕は大きく感じます。

岡田:体が厚い方や大きい方も多いですし、サイズ選びに悩む方にはいいですね。

3.パタゴニア|スロープ・ランナー・エクスプロレーション・パック 18L

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像

朝長:パタゴニア『スロープ・ランナー・エクスプロレーション・パック 18L』です。

岡田:容量が大きいのにシンプルですね。

朝長:レースで使うというよりかは、多めの荷物で山に行く方におすすめのザックです。背中にパットが入っているので、固い物を持ち運ぶ時に体への負担は少なく、山に遊びに行く時にも使えます。

岡田:パットがしっかりしてますね。見た目も荷物が多い帰宅ランに使いやすいデザインです。

朝長:フロントのボトルポケットに500mlのフラスクが左右1本ずつ入っていて、小さめのスマホが入るくらいのポケットも左右に付いてます。

岡田:少し間口が小さいんですね。

朝長:サイドは調節のコードが付いていて、背面トップの左右にもポケットがあります。メインの収納は巾着のようにドローコード仕様です。

岡田:ドローコードの大きい開口部はパタゴニアの特徴ですね。防寒具と着替え一式入れても全く見た目が変わりませんね。

朝長:重心が高めで、サイズもXS・S・M・Lから選べるので、小柄な女性でも背負いやすいです。

岡田:ザックはサイズ重要ですよね。

朝長:荷物が大きくなって重くなる時に、ザックが揺れてしまうと体が擦れてしまいます。

岡田:ザックが揺れると気になったり、余計に重く感じますよね。

朝長:体にも精神的にもストレスになるので、サイズ感はとても重要です。18L容量で女性に合うサイズは少なく、最近はレディースサイズを展開しているトレランザックもありますが、容量が大きくなれば選択肢の幅は狭くなってきます。

岡田:容量10L前後であれば小柄な方にも合うサイズがありますが、15L前後の容量ではなかなか合うサイズがないんですね。

朝長:少し大きめのザックを探している女性や小柄な方におすすめのザックです。

岡田:体型に合ったザックを選ぶことが大事だからこそ、今回おすすめのザックにピックアップされたんですね。

4.ブラックダイヤモンド|DISTANCE 15

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像

朝長:長く愛される定番のブラックダイヤモンド『DISTANCE 15』です。

岡田:使っている方をよく見ますし、見た目もかっこいいですね。

朝長:何度もアップデートを繰り返している名作で、新色のブルーバードカラーは綺麗ですね。表面が滑らかなナイロン素材で、ツルっとしています。

岡田:まさにブラックダイヤモンドという感じですね。

朝長:本格的なクライミングや登山用アイテムを展開するブランドなので、トレランザックというよりも、岩場や雪山の過酷な環境でも使えるよう無駄を省いて、引っかかることがないようにデザインされています。

岡田:パタゴニアもブラックダイヤモンドも無駄を省いたシンプルな見た目なのは、過酷なシーンでも使えるようにデザインされているということなんですね。

朝長:フロントの左右に3つずつポケットがあります。

岡田:下から大きいポケット、ボトルポケット、小さいポケットですね。サイドに調節のドローコードがあるだけで、ショルダー部分もストイックな作りで、薄いですが幅を広くして安定感ありそうですね。

朝長:後ろにポケットがあると便利だと思いますが、それをなくしたところに機能美とかっこよさを感じますね。開口部はドローコードで大きく開きます。

岡田:防寒具と着替え一式入れみても、容量15Lですがまだまだ荷物入りそうですね。

朝長:登山をやっていてトレランを始めたい方、日帰り登山でも使いたい方におすすめです。帰宅ランに使っている方もいますし、幅広い方から人気がありますね。

選ぶポイントはサイズ感

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像

岡田:体のサイズに合わせたい方、レースや帰宅ランで使いたい方。少し大きめの容量のザックが必要になってくると思います。15L前後の容量のザック4つをご紹介しましたが、その中でも選ぶポイントはありますか?

朝長:ザック選びのポイントはサイズ感です。15L前後のザックに限らずサイズが合わないものを選ぶと、身体を痛めてストレスを受けてしまいます。ザックが揺れてしまうという悩みを抱えている方がいますが、サイズが原因になっていることが多いです。デザインだけで選ばずにサイズを重視して、フィッティングして選ぶのがいいですね。

岡田:できるだけ、店頭で背負ってサイズ感をたしかめてみてください。

ここまでTrippers店長・朝長拓也さんと15L前後のおすすめトレランザックをご紹介しました。ランニングでも荷物が多くなるこれからの時期、大きいサイズのザックを手に入れてランニングを楽しんでみませんか?

アイテム詳細

1.THE NORTH FACE|TR ROCKET

 

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像
出典:goldwin.co.jp

容量:15L
サイズ:M・L
価格:¥23,100(税込)

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像
THE NORTH FACEで最も大容量のザック

2.マックパック|アンプウルトラ 15

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像
出典:macpac.co.jp

容量:15L
サイズ:S・M・L
価格:¥22,000(税込)

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像
容量に応じて調節可能なザック

3.パタゴニア|スロープ・ランナー・エクスプロレーション・パック 18L

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像
出典:patagonia.jp

容量:18L
サイズ:XS・S・M・L
価格:¥24,200(税込)

パタゴニア公式オンラインショップ

4.ブラックダイヤモンド|DISTANCE 15

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像
出典:blackdiamond.co.jp

容量:15L
サイズ:XS・S・M・L
価格:¥19,470 (税込)

「【2023年冬】おすすめトレランザック4選!帰宅ランにもおすすめ15Lモデルを紹介」の画像
登山好きな方にも人気のザック

併せて読みたい


朝長 拓也さん
トレイルランニング専門店 Trippers 代表/ JAFTスポーツシューフィッター
2012年にトレイルランニングに目覚め、2017年にTrippersを立ち上げる。
※前職はアパレル企業で服の型紙を作るパタンナー
2018年トレニックワールド彩の国100mile 完走
2020年 KOUMI100 完走

Instagram
Facebook
オンラインストア

Runtrip編集部が書いた新着記事
RUNTRIP STORE MORE
「ITEM」の新着記事

CATEGORY