プーマ『マグマックス ニトロ 2』徹底レビュー!耐久性に加え、軽反発と安定性を両立した一足
Jan 16, 2026 / SHOES
Jan 16, 2026 Updated

PUMAから『MAGMAX NITRO 2(以下、マグマックス ニトロ 2)』が登場。今回はRuntripお馴染みのシューズアドバイザー・藤原岳久さんとともに、前作との違いや特徴についてご紹介。
藤原さんは多くのシューズブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わった期間は20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出し、現在も走るシューズアドバイザーです。
耐久性が特長|前作の成功を土台に完成度を高めた『マグマックス ニトロ 2』

『マグマックス ニトロ』シリーズのアウトソールには『PUMAGRIP』が採用されています。その耐久性について藤原さんは「前作を履いて500km以上走っているが、アウトソールの摩耗が少ない」と語ります。PUMAの商品ページでは耐久距離の目安が800kmとされており、藤原さんも「アウトソールに加え『NITROFOAM™』(ミッドソール)は臨界発泡が施されていて、シューズ全体として耐久性が特長」と説明します。

また藤原さんは「前作はアメリカやヨーロッパでベストセラーになるなど、開発者の予想以上に反響があったそう」と前作の反応に触れたうえで「その成功があったからこそ、今作では大きく仕様を変えていない」と続けます。『PUMAGRIP』やニットタンは前作から継続して採用され、アッパーのフィット感についても素材をわずかに調整する程度にとどめていると話します。
軽反発と安定性を両立しつつ軽量化を実現

前作と大きな変更が加えられていない一方で、今作のアップデートポイントとして「PUMAが掲げる“Innovation”という姿勢がミッドソールの設計と軽量化に表れている」と藤原さんは話します。窒素ガスを注入したクッション素材『NITROFOAM™』を調整したことにより、今作は「(反発が)ポンっと返ってくる」感覚があると表現。また中足部の『PUMAGRIP』を省き、前作から約10g軽量化し約275g(27cm片足)に仕上げていると説明します。
また安定性についてはプラットフォーム(接地面)を広げることで、着地時に内側・外側のどちらかに過度に倒れ込まないよう、全体で支える設計になっていると語ります。
おすすめのランナー・使用シーンは?

今作は厚みのあるミッドソールから反発を得られる点から、藤原さんは「速いペースで走れる人にこそ、疲労感があるときやリカバリージョグ、長距離のジョギングで履いてほしい」といいます。

また「ランニング中、可変的に地面と足との距離を感じ取れないと、特に速く走れるランナーほど故障につながりやすいと思う」と藤原さん。自身の感覚を養ううえでもミッドソールの厚みが46mmある今作のような、ボリュームのあるシューズを日頃から着用することもおすすめだといいます。
速く走れる一方で故障しやすいランナーや疲労が残りやすいランナー、サブ3を達成したランナー層に加え、ゆっくりと長く走りたいビギナーも活用できる一足だといいます。
詳細情報
PUMA|MAGMAX NITRO 2

・価格:¥22,000(税込)
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【プロフィール】
藤原岳久さん

FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 / JAFTスポーツシューフィッター
元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
・ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)





