ランニング用サングラスは何が正解!? 紫外線があなたのRUNに影響も
May 29, 2018 / BEAUTY
May 01, 2019 Updated
こんにちは! スポーツビューティアドバイザーの橋本ワコです。
最新ウェアのスタイリングやUVケア、スポーツメイクアップに関して、紹介していきます。
さて、紫外線の強さを実感する季節になってきましたね。5月から急に強さを増す紫外線。日焼けは勿論、シミやしわの原因にもなりますが、アスリートのパフォーマンスにも紫外線が影響するといわれています。
1.ファッション用サングラスと『サングラス』の違い
皆さんがランニング時にお使いのサングラスは本当に『サングラス』でしょうか。家庭用品品質表示法の『サングラス』の規定には細かく記載されています。
サングラス
屈折力がいかなる経線においても、マイナス0.125ディオプトリから0.125ディオプトリまでの範囲内であり、かつ、任意のいかなる二経線間の屈折力の差が0.125ディオプトリ以下であって、平行度が0.166ディオプトリ以下のもの
偏光サングラス
サングラスの項に掲げる区分に該当するもののうち、次のイ及びロに該当するもの
- 《イ》偏光度が90%以上であるもの
- 《ロ》偏光軸のずれが15度以下であるもの
消費庁のHPにはこのような記載がありますが、素人には良くわかりませんね(笑)。要は、『サングラス』のレンズの光学精度においてJIS規格等の規定を満たしておらず、地面がゆがんで見えたり、焦点が合わない可能性のあるものは『ファッション用グラス』という位置づけになります。
スポーツの時に使うものが『ファッション用グラス』だとしたら? 走っていても見にくいので、“疲れやすい” “紫外線で目が疲れる” “頭が痛くなる”などの原因に! せっかく練習を重ねても、パフォーマンスがダウンしてしまいますね。
『ファッション用グラス』は、店頭ですと数千円程度のものが多く、商品タグに『ファッション用グラス』と表示されています。
また、紫外線が目に入ってくると目の細胞が壊れ、メラニンを作るように脳から指令が行きます。そうすると、シミやしわの原因にもなりますので、お肌の質も下がってしまいます……。
2.サングラスを選ぶ際のポイントは?
今回は、アイウェアブランドである『SWANS』でお話を伺ってきました。
使用用途
まずは何用なのかをはっきりさせることが大切。それにより選ぶフレーム形状やレンズも変わるそうです。
・マラソン:軽量なもの。長時間着用してもストレスにならないフレーム
・偏光レンズ:釣りやスキー、車の運転に向いている
・調光レンズ:紫外線が当たるとレンズのカラーが変わる。一日中一つで使える
・ミラーレンズ:相手から目が見えないレンズ
ランニングの場合には、偏光でも調光でもなくてよいそうですが、長時間のウルトラマラソンや、通勤ランなどの場合には調光レンズがオススメ!
色の濃さ
・晴れの日の場合:黒っぽい濃いめのカラーが良い
・曇りの場合:薄めのカラーが良い
・夜のみ使用の場合:透明でOK
朝から晩まで、時間帯を考えずに済むのは、一日中一つで使える、前述の調光レンズのものですね! 紫外線の当たり方によりレンズの色が変わるから、疲れにくくストレスも感じません。
UVカット
SWANSのアイウェアは99.9%以上カット。表記を確認し、しっかりとUVカットができるものを使いましょう。
サイズ
頭の大きさ、顔の幅に合っている? ストレスを感じてサングラスを外してしまう方が多いですが、それは、頭の大きさや顔の幅に合っていないから。お店の方とじっくり相談して選びたいところです。
調整可能
鼻が高い欧米人向けのサングラスだと、レンズが頬に当たって汗がたまったり、ずれることもあります。そんな方は、ぜひ調整可能な鼻パッド付きを! 私は長年、指で調整ができる鼻パッド付きを愛用しています。鼻が低くても、頬やまつ毛にレンズが当たるということがなくなり、サングラスを長時間つけられるようになりました。
フィット感、デザインの好み
フィット感は非常に重要なポイント! また、カラーやフレームの太さも大事な部分。お顔とのバランスを見てみましょう。妥協は禁物です!
3.度付きレンズも飛躍的に成長中!
視力が低いのにコンタクトレンズを入れられないから、いつもの眼鏡で走りますという方、そして、老眼世代の皆さまには、度付きレンズのサングラスもあります! 走っていて時計をチェックするけど、動いている中、老眼で時計が良く見えないという方も多いそうです。
以前に比べて、度付きレンズの性能もアップして、あらゆるフレームに対応できるそうで、SWANSでは、度付きレンズをお求めのお客様も多いとか!私も近々、その時が来るかな~(笑)。
そして、最近はアスレジャーの流れを受けて、ファッション性が高く、毎日の生活でも使えるサングラスもあるそうです。ファッションとのコーデも考えたい!という方には、とてもいい時代ですね。
今回お話を伺ったのは、SWANS STORE 東京店。サングラスは勿論、スイミングゴーグルやスノーゴーグルなどのお取り扱いもありましたよ!
■SWANS:https://www.swans.co.jp/
皆さまも、賢いサングラス選びを! そして、楽しさ無限大のラントリップを!