夏のランをもっと軽やかに!目的別に選ぶ“走れるサンダル”4選
Aug 05, 2026 / SHOES
Aug 05, 2026 Updated

気温が高い日や、突然の雨に見舞われる日も多い季節。足元の蒸れや濡れを気にせず、開放感のあるスタイルでランニングを楽しみたい方におすすめなアイテムが“走れるサンダル”です。
裸足に近い感覚を味わえるミニマルなモデルから、ランニングシューズのようなクッション性を備えたモデルまでさまざまな特徴を備えたサンダルが各ブランドから展開されています。
こちらの記事では、走れるサンダルの定番からファッションにも合わせやすい一足、鼻緒を避けたい方に向くモデル、クッション性を重視した台湾サンダルまで、目的別に4足を紹介します。
目次
走れるサンダルとは。普通のサンダルとの違い

走れるサンダルは、大きく2つのタイプに分けられます。ひとつは、ソールが薄く地面の感覚を得やすいベアフット寄りのタイプ。もうひとつは、ある程度のクッション性を備え、ランニングシューズに近い感覚で走れるタイプです。
どちらが優れているということではなく、目的と足の状態に合った一足を選ぶことが大切です。
目的で選ぶ、走れるサンダル4選
走り方を教えてくれる、ルナサンダル『Venado 2.0』

走れるサンダルの定番として知られるブランドが『ルナサンダル』です。創業者のベアフット・テッド氏が2006年にコッパーキャニオンを訪れ、タラウマラ族のマヌエル・ルナ氏からワラーチの製法と哲学を受け継いだことが、ブランドの原点になっています。2010年に事業化され、現在では世界中のランナーに履かれています。
なかでも『Venado 2.0』は、シリーズでもっともソールが薄い、走れるサンダルの原点にあたるモデルです。ソールと紐のみのシンプルで軽量なつくりながら、足と一体になるフィット感が特徴です。シューズのようなアッパーがないため、蒸れることがなく、開放感があります。アウトソールにはビブラムを採用していますが、素足の感覚を大事にしているため最小限な配置にとどめられています。
ベアフット系サンダルである同モデルの最大の特徴は、走り方を教えてくれる点です。一般的なランニングシューズはブレを抑えたり、重心移動を助けたりといった走りをサポートする設計です。一方で、ベアフットサンダルは、衝撃吸収、着地の安定、重心移動などすべてランナー自身が行う必要があるため、一歩一歩が走りの学習になります。ランニングフォームを見直したい方にはぜひ試してほしい一足です。
ただし、ソールが9mmと薄いため、慣れていない方はウォーキングやゆっくり走るジョグから始めましょう。
・価格:¥12,980(税込)
・重量:125g (27.0cm)
・厚み:9mm
街でも履けるミニマルなデザインが魅力『TNF RUN SANDAL』

デザイン性を重視する方に注目してほしいのが、ザ・ノース・フェイスの『TNF RUN SANDAL』です。
無駄を抑えたミニマルなデザインながら、ランニングを想定した機能を備えています。ミッドソールには、反発性・クッション性・軽量性を備えた『DREAMフォーム』を採用し、薄底のベアフットサンダルに不安がある方でも選びやすい構成です。
アウトソールには、ドライ路面とウェット路面の両方でグリップ力を発揮する『SurfaceCTRLラバー』を採用しています。ワンタッチで着脱とフィッティングができるため、気軽なジョグや旅先でのランにも便利です。
たくさん走るならルナサンダル、機能性だけでなく、街でも履きやすいルックスを重視する方は『TNF RUN SANDAL』がおすすめです。
・価格:¥18,920(税込)
・重量:約190g(9インチ・片足)
鼻緒が苦手な方に、ゼロシューズ『Z-Trek 2』

走れるサンダルの多くは、親指と人差し指のあいだに鼻緒(トングポスト)を通す構造です。この部分が痛くなるのではないかと不安な方には、ゼロシューズの『Z-Trek 2』が候補になります。
『Z-Trek 2』は鼻緒を持たず、面ファスナー付きのストラップで足を固定するスポーツサンダルタイプです。指の間に負担がかからないため、鼻緒に慣れていない方でも試しやすい一足といえます。
リサイクル素材を使用したチューブ状のストラップは、足当たりの自然さが特徴。フィット感も細かく調整できます。
ソールは6mmと、今回紹介する中でもっとも地面を感じやすい設計です。ソックスを履いたままでも使用できるため、素足でサンダルを履くことに抵抗がある方にも取り入れやすいです。ただし、ソールが非常に薄いため、最初は短い距離から試し、足の状態を確認しながら使用してください。
・価格:¥9,240(税込)
・重量:205g(27.0cm片足)
・厚み:6mm
クッション性を求めるなら「台湾サンダル」

ベアフット系のサンダルには不安がある、けれどしっかり走れるものがいい。そんな方に選ばれているのが、通称「台湾サンダル」です。
台湾で製造されているスポーツサンダルで、ベアフット系のモデルとは異なり、ゼロドロップではなく、クッション性と反発力を備えていることが最大の特徴です。ドロップがあることで、一般的なランニングシューズのように、重心移動のサポートがあり、走りやすく、スピードを上げやすい一足です。
かかと側にもストラップがあるため、ランニングシューズに近い感覚で足を固定できます。
25.5cmで約168gと軽量。通気性に優れ、汚れたら水洗いできる扱いやすさも魅力です。国内ではフルマラソンやウルトラマラソンで使うランナーもおり、価格も5,000円を下回るモデルが中心と、試しやすい価格帯に収まっています。
なお、国内で正規に取り扱っているのは小部本舗(兵庫県神戸市)です。類似品も流通しているため、購入時は取扱店を確認してください。
・価格:¥4,480(税込)
・重量:約168g(25.5cm・片足)
走れるサンダルを履き始めるときの注意点

走れるサンダルは、ランニングシューズとは足の使い方が変わります。とくにソールの薄いベアフット寄りのモデルは、ふくらはぎやアキレス腱、足裏への負担が普段と異なるため、いきなり長い距離を走ることはおすすめしません。
まずは短い距離のジョグや、普段履きから始めて、少しずつ距離を伸ばしていくのが安全です。ストラップの締め具合も、走りながら微調整して自分に合うポイントを探していきましょう。
また、鼻緒のあるタイプは、慣れるまで指のあいだが擦れることがあります。最初は短時間から試し、違和感が続く場合は鼻緒のないタイプに切り替えるという選択肢もあります。
走れるサンダルを取り入れて、夏ならではの軽やかで開放感のあるランニングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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