【ブルックス】ブランド史上最大のクッションを搭載した『Glycerin MAX』が登場! ニューヨークで開催されたローンチイベントへ潜入
Oct 04, 2024 / SHOES
Oct 04, 2024 Updated
ランニングシューズブランド・BROOKS(ブルックス)から、革新的な新フォーム材『DNA Tuned(ディーエヌエーチューン)』を搭載した新しいクッションモデル『Glycerin MAX(以下、グリセリン マックス)』が10月18日(金)より発売開始されます。
発売に先駆けて9月中旬にはアメリカ・ニューヨークで本シューズのローンチイベントが行われ、Runtrip Magazine編集部ではその模様を取材。Glycerin MAXを一足早く体感した魅力やスタッフが語る開発秘話をレポートします。
新素材を大ボリュームで搭載! 快適なランニングをサポート
グリセリン マックスはランナーに無限のエネルギーを提供するために設計されたモデル。
特筆すべき特長はミッドソールに採用された最新のクッションフォーム・DNA Tunedです。2段階の射出成形と臨界発泡により、単一のフォームで大小異なる気泡を含むデュアルサイズを実現。ミッドソールに接地時の衝撃を吸収する大きな気泡、力強い蹴り出しをサポートする小さな気泡がより速く、より快適なランニングをサポートします。
そんなDNA Tunedを前足部に39mm、かかと部に45mmの厚さで搭載。耐久性や快適性、パフォーマンスを損なうことなく柔らかさと高い反発性を同時に実現し、ランニングの快適さと効率性を向上させる一足です。ブランド史上最大のボリュームを誇るミッドソールとともに、重心移動をスムーズにサポートする『Glide Roll Rocker』にも注目。かかとからつま先にかけて緩やかなカーブ構造により、快適で効率的なランニング体験をもたらします。
スタッフが語る「誰もが履いて楽しめるシューズ」の開発秘話とは?
ニューヨークで開催されたグリセリン マックスのローンチイベント。本イベントにはフットウェアSVPのW/カールソン氏とイノベーション開発マネージャーのブライアン・バーグ氏が登壇し、本作の開発秘話を語りました。
カールソン氏は、グリセリンマックスの開発について「『さらなる快適さを追求するにはどうすればいいか?』という問いから始まりました。製品開発チームは最大限のクッション性を持ちながらも、スムーズな走行感を提供するシューズを作りたいと考え、新しい素材や設計を模索。そこで2年かけて開発されたDNA Tunedというフォーム素材が登場しました。この素材はフォーム内のセルの大きさを調整することで、エネルギーリターン(反発力)とクッション性を最適化し、軽量化を実現したものです」と明かしました。
本作のターゲット層に関してカールソン氏は「このシューズの設計において、開発チームが目指したのは『履くのが楽しみになる』ようなシューズを作ることでした。私自身も膝の痛みに悩まされていたときに、このシューズを試したことでランニングに対する楽しさが復活しました。このシューズはエリートランナーだけでなく、誰もが履いて楽しめるシューズであると確信しています」とコメント。
また、ブライアン氏は「ランニングシューズの中でも特に『楽しい』と感じられる体験を提供することを目標としており、そのために徹底的なテストが行われました。長年の研究の中で他のシューズに搭載しているDNA FlashやDNA LOFT v3といった素材を開発しアップデートを重ねたのです。DNA Tunedはプロトタイプごとにラボでの衝撃テストやバイオメカニクスのテスト、実際のランナーによる装着テストが行われ、最終的にすべてのテストで高評価を得るまで改良が続けられました。このプロセスによって、究極のクッション性と快適さを実現することができました」と語っており、改めて本作が多くのランナーに楽しいランニング体験をもたらすシューズであることが伺えます。
グリセリン マックスで走った履き心地は?
メディア向けのローンチイベントでは、『Mile High Run Club(MHRC)』というニューヨークのランコミュニティが開催するテストランも実施。グリセリン マックスを履いてトレッドミルで走り、履き心地を体感する時間が設けられました。
Runtrip Magazine編集部スタッフも厚底クッションが特徴的なグリセリン マックスへ足を通し、テストランを楽しみました。厚いクッションにより着地時に足や膝への衝撃を吸収してくれることを実感。疲れを感じづらく、快適な履き心地を味わえます。トレッドミルの上では柔らかなクッションから生み出されるバウンス感をより感じる一足でした。
多くのランナーが走るセントラルパークで実走!
編集部スタッフはニューヨークのランニングスポットであるセントラルパークでグリセリン マックスを履いて実走へ。
その際の感想はYouTubeチャンネル『Runtrip Channel』のライブ配信でも、Runners Pulse編集長の南井正弘さんとお届けしました。
グリセリン マックスを履いたRuntrip編集部のスタッフ・石塚は「見た目通りの反発性やクッション性を体感できるシューズですね! これまでブルックスのシューズではGhost MAXを履いていたのですが、さらにランニングが楽しくなる弾むような感触が伝わってきます」と魅力を実感。
「ゆっくりジョギングをするときよりも少しスピードを上げたテンポアップ走にもフィットしそう。このシューズではじめてレースへ参加するランナーにもいいのではないでしょうか。クッションが厚いことで安定性はどうなのかと思ったが、中足部で接地するとシューズ全体の安定性を感じられます」と足入れした感覚を振り返りました。
また、アウトソールのグリップ力も十分に備えた本シューズ。適度なグリップがあり、しっかり地面を捉えられるので反発を得やすい一足です。
ブルックスのアイテムを取り扱うランニングショップも
ニューヨークでは、もちろんブルックスのアイテムを取り揃えたランニングショップも店舗を構えています。
数多くのランナーが走るセントラルパークのそばにあるランニングショップ『Fleet Feet Columbus Circle』はブルックスのシューズやアパレルをはじめ、豊富なアイテムが揃えられた広い店内。ランナーにとっては欲しいアイテムが見つかること間違いなしのショップです。
【店舗詳細】
・ショップ:Fleet Feet Columbus Circle
・住所:10 Columbus Cir, New York, NY 10019 アメリカ合衆国
ブルックリンにあるおしゃれなランニングショップ『Brooklyn Running Company』。 ショップオリジナルのアイテムや感度が高いランナー向けのセレクトアイテムなど豊かな品揃えが魅力です。
【店舗詳細】
・ショップ:Brooklyn Running Company
・住所:480 Bergen St, Brooklyn, NY 11217 アメリカ合衆国
このように、アメリカ発のランニングブランドであるブルックスがニューヨークのランナーにも愛されていることが垣間見えました。
開発スタッフが「初めの一歩から心地よい走行感を提供することを目指したこのシューズは、プロトタイプの改良を重ね、究極の快適さとスムーズな走行感を実現しています」と太鼓判を押す自信作・グリセリン マックス。編集部スタッフもローンチイベントへ潜入し、グリセリン マックスの魅力を存分に体感しました。
ブランド史上最大のボリュームとなる“極厚クッション”を搭載した本シューズは10月18日(金)に発売予定。ブルックスファンのみならず、多くのランナーの間でそのデザイン、履き心地が話題となることでしょう。
詳細情報
ブルックス|Glycerin MAX
・価格:¥27,500(税込)
・発売時期:2024年10月18日(金)
・重量:300g (メンズ 27.0cm片足)
・ドロップ:6mm
ブルックス公式サイト
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