欧州発・クラフトのシューズが進化!『Endurance 3』は“2足目”に選びたい万能デイリートレーナー
Oct 02, 2026 / SHOES
Oct 02, 2026 Updated

個性的な履き心地のシューズが増える近年。一方で、走りに癖がなく、手持ちのシューズと組み合わせやすい1足を探しているランナーもいるのではないでしょうか。
そんな方に注目してほしいのが、スウェーデン発のCRAFT(クラフト)が手がける最新のロードランニングシューズ『Endurance 3(エンデュランス 3)』です。
こちらの記事では本作の特徴や前作からの変更点、おすすめの履き分けについて、シューズアドバイザー・藤原岳久さんが解説します。
アンダーウェアを手がけるブランドから生まれたランニングシューズ
クラフトは、冬用のアンダーウェアを軸に展開してきたスウェーデンのアパレルブランドです。ランニングシューズを手がけ始めたのは2019年ごろ。日本には2025年に上陸しました。
アッパーには自社の素材と技術を、ミッドソールには実績のある素材を採用する。その組み合わせが、クラフトのシューズづくりの特徴です。
アッパーを全面刷新し、前作の課題だったフィット感を改善
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本作でもっとも大きく変わった点が、アッパーです。
一体成形のエンジニアードメッシュを新たに採用し、部位ごとに編み密度を変えることで、通気性とサポート性を両立しています。かかと周りはタイトに、前足部は広めに設計する『Craft EnduranceFit®』という考え方が、本作ではっきりと形になりました。
藤原さんは、前作までの課題を率直に振り返ります。
「ソールもアッパーの素材感も良かったのですが、フィット感に課題がありました。本作はアッパーがまるで違い、ヒールカウンターがしっかりしていて、かかとの収まりがとても良いですね」
前足部は伸縮する素材のため、足幅が細めの方からつま先周りの窮屈さが気になる方まで、どんなタイプのランナーにも合う設計です。
新素材『Super Critical ETPU』がクッション性と耐久性を両立
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ミッドソールには『Super Critical ETPU(超臨界発泡ETPU)』を採用しました。反発の安定性とへたりにくさを備えながら、EVA比で最大20%の軽量化を実現しています。
「ETPUは、アディダスのブーストフォームと同じ系統の素材です。一般的なEVAはへたりやすいですが、こちらはへたりにくい」と藤原さんは解説します。
アウトソールはほぼ全面にラバーを配置した設計で、グリップ力が高く、路面を選ばずに走れます。
クラフトは、ロードとトレイルをまたぐ使い方にこだわってきたブランドで、トレイルが身近なスウェーデンというお国柄も、この設計に表れています。
「本格的なトレイルは面で捉える必要があるので難しいですが、ちょっとした不整地であれば十分に走れます」と藤原さんは話します。
癖のない走りだからこそ、“2足目”に選びやすい
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『Endurance 3』の履き心地は大きな特徴や癖があるわけではないですが、裏を返せば他のシューズとの組み合わせやすさにつながります。
「いい意味で特徴がないです。だからこそ、他のシューズとのペアに最適です」と藤原さん。
すでにお気に入りの1足がある方にとって、プラスアルファで加える2足目としても選びやすいモデルです。
耐久性の高い素材を使い、ロードから軽い不整地まで対応できることを踏まえると、万能なシューズに進化したと言えます。癖のないデイリートレーナーを探している方は、この機会に一度履いてみてはいかがでしょうか。
詳細情報
クラフト|Endurance 3

・価格:¥26,400(税込)
・重量:265g(メンズ27.0cm)
・ドロップ:9mm
【動画からご覧の方はこちら】
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【プロフィール】
藤原岳久さん

FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 / JAFTスポーツシューフィッター
元メーカー直営店店長、販売歴20年以上
・ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993年)
・フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)





