フルマラソン2時間20分45秒!トレイルランニングにも挑戦するプロランニングコーチ「教えて!あなたのスタメンシューズ」大野颯さん編
Jun 02, 2026 / SHOES
Jun 02, 2026 Updated
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さまざまなランナーに愛用ランニングシューズを聞く人気企画「教えて!あなたのスタメンシューズ」。今回はプロランニングコーチ・大野颯さんにスタメンシューズ5足と、ベンチ入りシューズ2足についてお話を聞きました。
フルマラソン自己ベスト2時間20分45秒!プロランニングコーチ&シューズコンサルタント・大野さん

プロランニングコーチやシューズコンサルタントとして活動する大野さんは、Runtrip BASE YOYOGI PARK内の『Runtrip Store』で店舗スタッフを務めるほか、富山県で大型スポーツショップを4店舗展開する太陽スポーツでもシューズの提案・販売を担当。ランニングに関する豊富な知識と経験を活かして、多くの市民ランナーをサポートしています。
フルマラソンの自己ベストは、東京マラソン(2018年大会)で記録した2時間20分45秒。大野さんの地元で開催される富山マラソン(2016年大会)では優勝経験もある市民ランナーです。
1.BROOKS|Glycerin flex

大野さんが最近頻繁に履いているシューズは、2026年2月に発売されたブルックスの『Glycerin flex(グリセリン フレックス)』。シューズを手でねじれるほど柔軟性が高く「舗装路でランニングしていても、まるで柔らかな地面を走っているような感覚。自分の進みたい方向にしっかりついてきてくれる、自由で楽しいシューズ」と語ります。
大野さん曰く、当シューズは裸足のような感覚が特徴のベアフットシューズと、クッション性に優れた厚底シューズの中間のような履き心地とのこと。これまでさまざまなシューズを履いてきた大野さんの中でも、新感覚の一足だといいます。
価格は27,500円(税込)と比較的高価ではあるものの「ブルックスのシューズは耐久性が高く、ミッドソールもへたりにくい」と評価。ジョギングのほか、少しペースを上げたランニングまで幅広く対応できるシューズだと話します。
2.ALTRA|TIMP 5 GTX

シューズに“走らされる”感覚よりも自分の走りたいように走らせてくれるモデルを好み、とくにベアフットシューズが好きだと話す大野さん。
悪天候の日が比較的多い富山県に住んでいることもあり、天気を気にせず走れるベアフット系シューズを探していたところ、ゴアテックス仕様のトレイルランニングシューズ『TIMP 5 GTX(ティンプ 5 ゴアテックス)』に出会ったと話します。
雪の日に走行しても滑りにくく、防水機能を備えているため普段履きをはじめさまざまなランニングシーンで活用しているといいます。
3.THE NORTH FACE|TNF RUN SANDAL(Unisex)

ノースフェイスの『TNF RUN SANDAL』は平紐ではなく丸紐を採用しており、鼻緒部分が痛くなりにくいのが特徴だという大野さん。ミニマルでスタイリッシュなデザインも好みだと話します。
またミッドソールには適度なクッション性があり、走り心地の良さも魅力のひとつだそう。ベアフットサンダル・シューズに興味はあるものの、まだ取り入れられていない人におすすめしたい一足だと語ります。
4.BROOKS|Hyperion2

大野さんが“最強のマルチシューズ”と評するのが、ブルックスの『Hyperion 2(ハイペリオン 2)』。ゆっくりとしたジョギングから速めのジョギング、テンポ走、ロング走、さらにはフルマラソンやスピードを出したい場面まで幅広く対応できる万能型のシューズだと話します。
適度な厚みのミッドソールが特徴で「最近のシューズは高反発のモデルが多いなか、本シューズは程よい反発感。扱いやすさがある」とコメント。クセの少ない自然な履き心地を評価します。
- 『EVORIDE SPEED 3』
- 『VELOCITI SPD』
本モデルに近いタイプのシューズとしてアシックスの『EvoRide Speed 3(エボライド スピード 3)』やアンダーアーマーの『UAベロシティ SPD』を挙げ、この系統のシューズをまだ持っていない人にはぜひ試してほしい一足だと語ります。
5.BROOKS|HyperionElite 5

反発性や推進力を重視したシューズが主流となる中で、ブルックスの『HyperionElite 5(ハイペリオンエリート 5)』は自分の走りたいようにコントロールしやすく、大野さんにとって“一番走りやすいレーシングシューズ”だそう。履き心地については「着地した瞬間に身体を前へ押し出してくれて、ずっと下り坂を走っている感覚」と語ります。
さらに、お気に入りポイントとして甲まわりのフィット感を挙げ「足首の上から掴まれている感じ」と表現。本シューズは好タイムを狙いたいレースで履いていると話します。
ベンチ入りシューズ2足と今後の目標

今回スタメンシューズには選出しなかったものの、“ベンチ入りシューズ”として大野さんが挙げたのがPUMAの『DEVIATE NITRO 4(ディヴィエイト ニトロ エリート 4)』とVIVOBAREFOOTの『PRIMUS TRAIL FLOW(プライマス トレイル フロー)』。
『ディヴィエイト ニトロ エリート 4』は走行中のコントロールのしやすさがお気に入りだそうで、ポイント練習など強度の高いトレーニングの際に使用しているといいます。

『プレミアム トレイル フロー』はベアフットシューズブランド・VIVOBAREFOOTのトレイル用モデル。普段履きや軽めのジョギング、不整地で活動する際に履いているそう。
足を鍛える目的だけでなく、地面の凹凸や砂利の感触など“大地を感じること”が好きだと話す大野さん。シューズの性能に頼らず、足裏でバランスを取ったり重心移動を意識することで「ランニングの奥深さがわかる」と語ります。

また、これからベアフットシューズを試してみたいランナーには、まずゼロドロップシューズを展開するALTRA(アルトラ)のシューズをおすすめするとのこと。VIVOBAREFOOTのシューズはアルトラのモデルよりもミッドソールが薄いため、ベアフットシューズに慣れてきたランナーや、より大地を感じたいランナー向けだといいます。
一方で、VIVOBAREFOOTはデザイン性の高さも魅力のひとつ。走る目的ではなく普段履きとして興味がある人であれば、最初からVIVOBAREFOOTを選ぶのも良いのではと提案します。
今後について『Runtrip Store』の実店舗でより多くのランナーへシューズの提案を行っていきたいと話す大野さん。ランナーとしては、富士山麓で開催された国際トレイルランニングイベント『KAI70k』で男子13位、7時間56分を記録したことをきっかけに、これからはトレイルランニングにも力を入れていきたいと語りました。
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