アンダーアーマー最新作『VELOCITI ELITE 3』発表!プレート搭載モデル『VELOCITI PRO 2』、汎用性に優れた『VELOCITI SPD』にも注目

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12月15日、アンダーアーマーより新たなランニングシューズが3モデル発表されました。ラインナップはカーボン製プレートを搭載したレーシングモデル『VELOCITI ELITE 3』、より幅広い層のランナーにおすすめできるプレート搭載モデル『VELOCITI PRO 2』、そして汎用性に優れた『VELOCITI SPD』の3足です。

こちらの記事では発表会で解禁された情報と合わせ、各シューズの特徴を紹介します。

ボストンマラソンで優勝!シャロン・ロケディ選手も着用『VELOCITI ELITE 3』

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『VELOCITI ELITE 3』

『VELOCITI ELITE 3』はアンダーアーマーの現行レーシングモデルにおいて最上位に位置するシューズです。

ミッドソールには独自開発され、新しい組成の『HOVR+』を採用。HTPU(熱可塑性ポリウレタン)をビーズ状に発泡させることにより、高い反発力と適度な柔らかさ、優れた耐久性を実現しています。

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また前作『UAフロー ベロシティ エリート』はミッドソールとアウトソールが一体化された構造でしたが、今作ではアウトソールとミッドソールを分離。全面的にラバーを配置することで、グリップ性と安定性が大幅に向上しました。片足の重量は約215g(27.0cm)と、こちらも前作から大幅に軽量化されています。

加えてミッドソール内部にはカーボン製プレートを搭載。多くのシューズで見受けられるスプーンのような形状ではなく、ゆりかごのような形状で搭載されており、まるで前へと転がっていくような推進力を生み出します。

かかと部だけでなく前足部に『HOVR+』を最大限に詰め込み、前足部から得られる反発感の向上が図られている点にも注目。シューズ全体として厚みのある設計となっていることから、ドロップ(シューズ前後の高低差)は驚異の0mmを実現。一般的にかかと部から前足部にかけて高低差が設けられる他の厚底レーシングシューズと比較し、0mmドロップの実現は『UAベロシティ エリート3』の大きな特徴として挙げられるでしょう。

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そんな今作はシャロン・ロケディ選手(ケニア)との共同開発で生まれたシューズ。もともとオーバープロネーション(脚部分における内側への過剰な倒れ込み)の傾向がつよかったロケディ選手に合うよう、高い安定性を実現するべく開発されました。

接地時の安定性を高めるためにソールの横幅を広めに設計。また1つの素材で精製されたシームレスなアッパーでしっかりと足をホールドすることで、オーバープロネーションを抑制し長距離走行時の足への負担を軽減します。

現に2025年4月に開催されたボストンマラソンで、今作のプロトタイプを着用したロケディ選手は、実力のあるランナーを抑えコースレコードを大幅に更新し優勝を果たしました。

『VELOCITI PRO 2』『VELOCITI SPD』にも注目

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『VELOCITI PRO 2』

『VELOCITI PRO 2』は『VELOCITI ELITE』と同じ『HOVR+』をミッドソールとして搭載しながら、プレートをグラスファイバー製のものに変更したモデル。プレート搭載シューズに慣れていない方や、初めて厚底シューズに挑戦する方向けのエントリーモデルとして位置づけられています。

また『VELOCITI ELITE 3』よりもゆったりとした設計のアッパーにより、足を優しく包み込む履き心地を実現。レースで厚底レーシングシューズを着用するランナーのトレーニング用としてもおすすめのシューズです。

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『VELOCITI SPD』

『VELOCITI SPD』はプレート非搭載モデルでありながら、上記2足と同じく『HOVR+』ミッドソールを採用したモデル。ゆっくりとしたジョギングからスピードトレーニングまで使うことのできる1足であり、マラソン完走を目指すランナーのレース用から日々のトレーニング用まで、幅広いランニングシーンで対応します。

弾性のあるミッドソールとともに、片足あたり約215g(27.0cm)といった軽量性も魅力の1つ。軽快で、弾むようなランニングを演出する1足と言えるでしょう。

3足のおすすめランナー・トレーニングは?

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このたびの発表会では『VELOCITI ELITE 3』『VELOCITI SPD』の2足を参加者は体感。ランニングを実施し、シューズの性能を肌で感じました。

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発表会には47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出し、現在も走るシューズアドバイザー・藤原岳久さんも参加。『VELOCITI ELITE 3』『VELOCITI SPD』の印象をそれぞれコメントしています。

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『VELOCITI ELITE 3』

藤原さんは『VELOCITI ELITE 3』について「0mmドロップではありつつ、プレートの形状により前へと転がるように進んでいくシューズ。程よい反発感であり、シューズを自分でコントロールしやすい。グリップ性が非常に良く、全体的にバランスが取れている」と評価。

「速いペースで走るジョギング、マラソンペースでのトレーニング、10km程を4:00/kmペースで走るようなトレーニングに使いたい」「フルマラソンで着用するならサブ3から3時間15分、20分を目指すランナーにぴったりのモデル」と分析しています。

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『VELOCITI SPD』

『VELOCITI SPD』については「接地時の印象はかなりソフト。ジョギングからテンポアップまで何でも使える。部活にいそしむ学生はもちろん、市民ランナーの初めてのテンポアップシューズとしても安心しておすすめできる」とコメント。さらに「野球やサッカーなどのスポーツ選手のトレーニングにも使いやすい。まさにオールラウンドなモデル」と評価しています。

アンダーアーマーより新たに展開された3足のシューズ。2026年のランニングシーンをアンダーアーマーのシューズが彩ります。

詳細情報

アンダーアーマー|VELOCITI ELITE 3

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『VELOCITI ELITE 3』

価格:¥29,900(税抜)

アンダーアーマー|VELOCITI PRO 2

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『VELOCITI PRO 2』

価格:¥20,900 (税抜)

アンダーアーマー|VELOCITI SPD

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『VELOCITI SPD』

価格:¥15,000 (税抜)

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