【シューズレビュー】サロモン新シリーズの一つ『ソニック3アクセラレイト』はレース用シューズ
Apr 08, 2020 / SHOES
May 01, 2020 Updated
シューズアドバイザー藤原 岳久さんをお招きして、2月に発売されたSALOMON(サロモン)の最新ロードランニングシューズ『SONIC』シリーズから『SONIC 3 ACCELERATE(ソニック3アクセラレイト)』をレビュー。
SONICシリーズは、『SONIC 3 ACCELERATE』、『SONIC 3 BALANCE』、『SONIC 3 CONFIDENCE』という計3型のフットウェアで展開されます(メンズ・レディースサイズ)。
疲労軽減率を大幅に高めるテクノロジー『opti-vibe』を搭載した、レーシング向きシューズの魅力を現役ランナーでもある藤原さんに紹介していただきました。
身体のダメージ軽減を追求した、レース向きのシューズ
シリーズの大きな特徴としては、身体のダメージを軽減することを徹底的に追求し、微振動を吸収するテクノロジー『Vibe』の進化版『opti-vibe』が全モデルに搭載されています。その中でも『ソニック3アクセラレイト』は、よりレース用向きとのこと。シリーズの中で、最もソールの傾斜が少ない6mmドロップ。藤原さんは、「スピードが乗った状態で使うことで、走りをアシストしてくれることを実感できると思います」と語ります。
アウトソールのジオメトリックデカップリング(幾何学模様の切り離されたデザイン)は、デザインを変化させることで、3種類あるシリーズの接地感覚も用途に応じて変化させているそう。ちなみに、このアクセラレイトは、スピードに対応するために、外側の接地感覚を高めるデザインになっているそうです。
ヒールカップは固定することよりも、フィットさせることを優先。足を入れるとその柔らかさを感じることができるはずです。ソニック3 アクセラレイトは、アディダス『adizero boston』や、アシックス『GEL-DS TRAINER』をターゲットにしたシューズ。「とにかく、サロモンは研究熱心で、学術研究論文に沿ったシューズ作りがDNAとしてあるように思います」と藤原さん。
従来のサロモンデザインが好きなランナーには、なかでもオススメのシリーズの登場と言えると思います。ジョギング用ではなく、テンポアップ走やレース用シューズとして、履いてもらいたいシューズですね。
サロモン ソニック3 アクセラレイト
・価格:15,400円(税込)
・ドロップ:6mm
・サイズ:Men 25.0- 28.5/Women 22.0- 25.0
・アッパー: センスフィット
・ソール: オプティバイブ機能
・アウトソール: ジオメトリックデカップリング
詳細はRuntrip YouTube チャンネルにて。
藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)