THE NORTH FACE『VECTIV Forward』徹底解説!トレイルランニング由来の安定性がロードランニングシーンを彩る

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ロード向け新作シューズ『VECTIV Forward』

アウトドアブランドとして多くの人から愛されてきたTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)が、本格的にロードランニング市場へ参入。その先駆けとしてロード向け新作シューズ『VECTIV Forward』が発表されました。今回は本作の特徴についてザ・ノース・フェイス ハードグッズ事業部長・後藤さんにラントリップ代表の大森が聞きました。

後藤さんはTHE NORTH FACEで13年にわたりランニング系アパレルや登山用品の商品企画を担当。現在はシューズやギア(バックパックなど)の企画開発の事業責任者を務めている人物です。

トレイルランニングからロードへーー参入の背景にあるものとは

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(右から)HE NORTH FACE・ハードグッズ事業部長兼フットウェアグループ MG・後藤さん、ラントリップ代表・大森

THE NORTH FACEと言えばランニング業界においてトレイルランニングのイメージが強いブランドでしょう。THE NORTH FACEは2004年からトレイルランニングに注力しており、2004年から2014年までの10年間、フランスで開催される世界的なウルトラトレイルレース『ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)』のスポンサーを務めていた歴史があります。

加えて日本では2012年からロードランニングのアパレルを企画し、2015年頃からロードランニングシューズも手がけていました。そして今回の『VECTIV Forward』から、本格的にロードランニングシューズを強化していく方針であることを後藤さんは語ります。

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「THE NORTH FACEは2017年からウルトラマラソン世界遺産シリーズ協賛を開始しました。ウルトラマラソンはロードとトレイルの中間をブリッジするようなイベントです。そこでTHE NORTH FACEのロードランニングシューズで走りたいという声もいただきました」(後藤さん)

THE NORTH FACEのユーザーから寄せられた声も後押しとなり、ロードランニングシューズ『VECTIV Forward』の開発は進められました。

安定性に優れた「もっと楽に長く走れるシューズ」

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満を持して登場したロードランニングシューズ『VECTIV Forward』。その核となるのが、2019年から3年かけて開発された『VECTIV』テクノロジーと銘打つシューズ構造です。この技術は2021年にトレイルランニングシューズとして採用され、2024年のMt.FUJI 100(富士山100マイルレース)では『VECTIV』シリーズのモデルが上位150人の着用率でトップを獲得するなど、高い評価を得ています。

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『Summit VECTIV Pro 3』出典:vectiv.goldwin.co.jp

『VECTIV Forward』には一般的なロードシューズとは異なる『3Dプレート』構造を採用。通常のロードシューズのプレートは推進力を生むために前足部・中足部を中心に配置されることが多いと後藤さん。一方『VECTIV』のプレートはかかと部分から側面、前足部まで立体的に覆うことで、推進力だけでなく高い安定性も実現しています。

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中側部を包み込むかのように、立体的に設計されたプレート

加えてミッドソールには超臨界発泡技術を用いて生成された、軽量性と反発性を兼ね備えた素材『DREAMフォーム』を採用しています。

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軽量性と反発性を兼ね備えた素材『DREAMフォーム』

昨今のロードランニングシューズは軽量化と推進力の向上に注力する傾向があるなか、THE NORTH FACEはトレイルランニング向けシューズで培った知見を活かし「より安定性があり、長く楽に走れるシューズ」というコンセプトを掲げます。

「THE NORTH FACEは100マイルを走れるシューズを作っているので、もっと楽に長く走れるシューズを作れるのではないかと考えました」(後藤さん)

ミッドソールに加えてアッパーは軽すぎず、適度なサポート性を持ちながらもフィット感に優れた設計。また幅の広いプラットフォーム(シューズの接地面)も特徴です。

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後方から見たシューズ像。かかと部から前足部のプラットフォーム(シューズの接地面)の広さが伺える。

これらの要素にはTHE NORTH FACEらしさを保つための設計思想が詰まっています。
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「削ろうと思えば削れる部分はありますが、安定性を求めるためには本作のような設計が必要です。側面まで出ているプレートも削ぎ落とせば軽くはできますが、それでは他のメーカーと変わらないシューズになってしまいます。(フルマラソンにおける)30km以降の走りなど、削ぎ落としすぎないことがパフォーマンスにつながると思い、シューズのバランスを考慮しました」(後藤さん)

本作を実際に履いた大森は「安定性とガイド感を非常に強く感じます。余計な沈み込みがなく、跳ねすぎる暴れ馬感もない。フルマラソンはもちろん、ロング走にも最適」と評価。現に湘南国際マラソン(10km)で本作を着用しており、6:00/kmから4:00/kmを切るペースまで幅広く対応できたことを実証しています。

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後藤さんも「長い距離を無心で走りたい時に、本作は無意識の状態でもしっかりガイドしてくれる感覚があります。(限られたトップアスリートが高いパフォーマンスを発揮する)スーパーシューズではなく、多くのランナーがいろんなフィールドで使えるシューズというコンセプトが実現できました」と手応えを語っています。

サブ3~4ランナーにおすすめ 湘南国際マラソンでは優勝ランナーも着用

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つま先・中足部から接地に心地よさを感じつつ、かかとから接地してもしっかりと前へガイドしてくれるロッカー感を覚える『VECTIV Forward』。インターバル走からロング走、ウルトラマラソンまでシーンを選ばず使用できる汎用性の高さが魅力でしょう。

本作のターゲット層はフルマラソンにおいてサブ3からサブ4時間半のランナーであると後藤さん。ただ湘南国際マラソンでは男子優勝ランナー(2時間25分台)や女子10km2位のランナーも着用しており、幅広いレベルに対応できる性能を証明しています。

興味深いエピソードとして、優勝した男子ランナーは最初の20kmをミッドフット(中足部から接地する走法)・ヒールストライク(かかとから接地する走法)を用いて走り、体力を温存しながら後半にフォアフット(つま先から接地する方法)で攻めるという走り方で優勝を果たしました。このエピソードからも、さまざまな走法のランナーに適応するシューズの性能を伺えます。

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機能性に加え実績も十分な『VECTIV Forward』は日本の事業部が企画開発を担当し、フランス・アヌシーの開発拠点が研究・テストを実施、アメリカのヘッドクォーター(本社)と連携するという三位一体の体制で開発された背景が存在。後藤さんは「ファーストサンプルを手に持った時、思いのほかいいシューズができあがったとチーム全員が驚きました」と開発の手応えを語っています。

開発陣から自信をもって送り出された『VECTIV Forward』は『東京マラソンEXPO 2026』THE NORTH FACEブースで試し履きが可能。また2026年2月23日(月・祝)にはRuntrip Base YOYOGI PARKで試し履きイベントが開催される予定です。トレイルランニングで培った技術をロードランニングシューズに落とし込んだ『VECTIV Forward』が2026年以降のランニングシーンを彩ります。

詳細情報

THE NORTH FACE|VECTIV Forward

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価格:¥27,500(税込)
※公式ページは2/12(木)に更新予定

公式ページはこちら

試し履きイベント情報

日時:2026年2月23日(月・祝)
場所:Runtrip BASE YOYOGI PARK

試し履きイベント詳細はこちら

【視聴者アンケート】

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※回答期限|2026年3月10日(火)まで

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