【プーマ】「ディヴィエイトニトロ 2」は誰でも履きこなせる厚底シューズ！前作からの進化を徹底解説

Jan 16, 2023 / SHOES

Jan 16, 2023 Updated

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「誰でも履けるみんなの厚底」がキャッチコピーのプーマ『ディヴィエイトニトロ』シリーズがアップデートしました。

本記事では、最新作の『ディヴィエイトニトロ 2』をシューズアドバイザー・藤原岳久さんがレビュー。藤原さんはブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わって20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出した、走るシューズアドバイザーです。

ディヴィエイトニトロシリーズの特徴

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大森：「誰でも履けるみんなの厚底」がキャッチコピーで登場したディヴィエイトニトロシリーズですが、どんな特徴でしょうか。

藤原：初代『ディヴィエイトニトロ』も好きでよく履いていました。EVA素材をベースに超臨界発泡という製法でガスを注入して作られた、軽くてバウンドのある『NITRO FOAM』素材が使用されています。

前作も履きやすかったですが、綺麗に走れるので、結果的に良いペースで走れます。今作『ディヴィエイトニトロ 2』はさらにアップデートされて、『NITRO ELITE FOAM』を採用しています。

大森：『NITRO ELITE FOAM』というのは、『NITRO FOAM』よりもさらに反発性が高い素材ですね。

藤原：『ディヴィエイトニトロエリート』にも搭載されている素材です。ソールのバウンドが強く、非常に跳ねます。カーボンプレートを搭載していますので、屈曲はなく厚底レーシングシューズに匹敵する履き心地です。また、今作はアッパーがしっかりしていて、かかとのブレや足当たりが全く気になりません。

大森：アウトソールの耐久性も高そうですね。

藤原：アウトソールには『PUMA GRIP』が搭載され、あらゆる路面でグリップを発揮します。プーマとしてはテンポアップシューズという位置付けなのでしょうが、サブ3.5ランナーのフルマラソン、初心者の短い距離のレースでカーボンプレート搭載シューズを履いてみたい方にいいでしょう。

大森：様々なランナーにおすすめですね。

藤原：サブ3ランナーにとっても、安定感がメリットとなる良いシューズです。

初代からのアップデート

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大森：先ほどグリップの話をしていましたが、耐久性もありそうですね。

藤原：アウトソールはミッドソールを保護する役割を果たし、『アウトソールの厚さ』＝『耐久性』です。しかし、重さにも繋がるためデメリットにもなり得ます。必要な機能と軽量性の両立を考えると、262gという重量は適度な重さでしょう。

大森：持った時も重さは感じませんね。

藤原：はい。あまり重量感は感じません。

大森：昨今はレーシングシューズが高騰していますので、頻繁には変えられないランナーもいると思います。そういう観点で耐久性があるということは長く使えて嬉しいですね。

藤原：『ディヴィエイトニトロ 2』は19,800円（税込）。レーシングシューズとして使うことも、トレーニングで使うこともできます。

テンポアップ走にぴったりの一足

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大森：藤原さんはどんなシーンで使いますか。

藤原：私はテンポアップ走で使っています。バウンドを感じるスイートスポットを掴んで、着地位置を捉えるとプレートによる跳ね返りも感じられて楽に走れます。1km3分30秒ほどのペース走で使っていて、非常に余裕を持って走れます。

大森：紹介いただいたのは『ディヴィエイトニトロ 2』。様々なシーンで使用できる非常にバランスに優れた一足ですね!

ここまでシューズアドバイザー・藤原岳久さんによるプーマ『ディヴィエイトニトロ 2』のレビューをお届けしました。日々のトレーニングや大事なレースで着用してみてはいかがでしょうか。

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