【ラン仲間】誰かを応援することで「幸せホルモン」分泌!スポーツ精神科医が解説

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コロナ禍において、仲間とのコミュニケーションの機会がぐっと減りましたよね。しかし、こういう事態だからこそ、人とのつながりを意識することが大事。

前回はランニングのモチベーション維持に『目標』と『ご褒美』というお話でした。

今回は、絆ホルモンと言われるオキシトシンをキーワードに、人とのつながりについて考えます。スポーツを真剣に取り組む方のメンタルケアを行うスポーツ精神科医・岡本浩之先生が解説してくれました。岡本先生は、これまで120人以上のアスリートの治療を担当するなど、メンタルケアの最前線にいながら、自身も2時間48分でフルマラソンを走るランナー精神科医です。

誰かを応援することで幸せホルモンが分泌される⁈

幸せホルモンとも言われているオキシトシンは、人とのつながりや他者への思いやりを持つことで分泌します。心の安定やストレス軽減、セロトニンを増やす働きがあるそうです。

コロナ禍の中でオキシトシンの分泌を促すには、「ランニング仲間とオンラインで話すこと、オンラインで一緒にトレーニングすること。仲間と時間を合わせてそれぞれでランニングしても良いですね」と岡本先生。最近は、オンライン飲み会を行なっている人も多いのでは。

もし、ラン仲間がいなくても大丈夫。Runtrip ジャーナル等のSNSで、走った記録や写真の投稿をチェックしてみましょう。誰かを応援する気持ちを持つこと、『いいね』や『Nice Run』ボタンをクリックすることでも、オキシトシンが分泌されるのだそう。他者へのポジティブなリアクションや応援が自分自身の心の安定、幸福につながります。

SNSに走った記録や写真を投稿することで、見て応援してくれる誰かのオキシトシンの分泌を促し、良い影響を与えるとも言えますね。
オンラインでのコミュニケーションやSNS上で人とのつながりを持つことで、コロナ禍を乗り切りましょう。

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岡本浩之先生

精神科院長。スポーツ精神科医としてアスリートのメンタルケアや運動講座開催、講演、執筆、動画配信を行う、フルマラソンを2時間48分で走る市民ランナー。
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