「100ドルで複数買える」品質に妥協しないLA発サングラス『goodr』創業者とRuntrip!!

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最近、話題沸騰中のランニング専用サングラス「goodr(グダー)」をご存知だろうか?

提供しているのは、ロサンゼルスのプラヤ・デル・レイビーチの近くにあるGOODR LLCという会社で、正式にプロダクトををリリースしてからまだ3年経ったばかりという若い会社だ。

先日、この会社の創業者であるStephenとBenが来日し、たまたま一緒に走る機会に恵まれた。その際に、彼らがどんな思いでこのプロダクトをはじめ、どんな哲学を持ちながら活動しているのか、そんな話を聞いてきたのでご紹介したい。

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そもそもgoodrってなに?

goodrはランニングに適した、走っていてもズレないファッショナブルなサングラスって説明すると分かりやすいかな。なぜこれを作ろうと思ったかといえば、Runtripにも同じ世界観を感じるけど、本来ランニングって楽しいものなんだ。だけど、これまでのランニングサングラスっていくつかの課題を抱えているとも思う。

まず高すぎる。そして、いかつすぎる。最後に高スペックすぎる。みんながみんながオリンピックでメダルを目指しているわけじゃないんだから、そこまで“本気すぎる”ものは求めていないっていう人も多いんだけど、なかなかライトなものがなかった。でも逆に、安いサングラスって本当にちゃっちいし、ダサいし、ゴツかったり、走っているとズレたりと、あまり良いことがない。

だから『ランニングに必要な最低限の品質』には妥協をせず、その上で100ドルあったら何個か買えるぐらいのサングラスあったら素敵じゃないかなって思ったんだ。それで、いろんな工場を調べて見積もりを取ったり、試作品を作ったりして、完成させたのがgoodrなんだ。

二人は何者?ランニングが好きなの?

僕たち二人はコロラド出身で、昔からの幼馴染み。僕(Stephen)はここ10年ほどLAにいる。マーケティングのバックボーンがあって、ランナーにこんなサングラスがあったらニーズがあるなと思いgoodrを開発し、創業時からフルコミットしている。彼(Ben)は創業パートナーで、弁護士事務所で働いていたんだ。だけど、どんどん成長するgoodrをさらに発展させるため仕事を辞めて、今は僕同様にフルコミットしている。

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僕たち二人に共通するのは、世界中を旅することが好きなアウトゴーイングなところと、goodrのブランドと品質に対するこだわりを持っていること。そして、今後の成長に対する自信と可能性を100%信じていること。何より、ランニングが好きなことだね。8月には二人でTrans Rockies(6日間で120マイルを走るランイベント)にも参戦するよ。日本からも参加する人いるのかな? そこでgoodrのブース出展するから是非立ち寄ってね。

日本に来て、何か感じることはあった?

今年に入ってから(日本輸入元BLUETAG社と)オンラインでミーティングを重ねて、4月のUTMFのタイミングでgoodrの日本展開をローンチしたんだけど、その時点で既にgoodrの事を知ってくれている人もいて良い反響をもらえたと感じているよ。こうやってRuntripの取材を受けたり、メディアにも紹介されはじめていると聞いているし、たくさんのランイベントが開催されている大きなマーケットだと思っている。

日本では実際にいくつかのショップを視察したり、朝起きて渋谷界隈を走りに行ったりしてみた。そこで、ファッション性や機能性を大切にする日本のランナーにもきっと気に入ってもらえるブランドだと感じたね。これからの展開が楽しみだし、また日本にRuntripに来たいね。今年は、(定番商品のOGs / BFGに続き)新しい商品を発表予定なので楽しみにしていて欲しい。特に女性ランナーには間違いなく喜んでもらえるアイテムになると思うよ。その打ち合わせもあって、この後、中国の工場にも寄って帰るんだ。


StephenとBenは「オシャレにランニングを楽しめて、つけているだけでハッピーになれるようなサングラスを広めたい」と目を輝かせながら語ってくれた。「ランニングをもっと楽しみたい」という気持ちは、世界共通の願いなのだと再認識する機会となった。

ちなみにおすすめのgoodrの楽しみ方は、シンプルなものと派手めなものを2〜3個揃えること。そうすることで、ウェアや気分によってカラーを変えながら、ランニングのモチベーションを高めることができる(実際私も3本購入して使い分けている)。それでも“ガチ”なサングラスを1本買うくらいの金額で収まる。もちろんレース用に“ガチ”なサングラスを持っておくのもおすすめだが、普段使いやちょっと気分をあげたいときなどに重宝するはず。

話題のブランドなので売り切れ商品も多いが、気になった方はぜひ公式サイトをチェック。

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