「東京マラソンフレンドシップラン2016」大会レポート
Mar 07, 2016 / EVENT
Apr 26, 2019 Updated
東京マラソン2016のプレイベントである「東京マラソンフレンドシップラン2016」。世界各国から参加者の集まる東京マラソンに対し、この大会はそうした海外ランナーをもてなす5kmのファンランイベントです。毎年、東京マラソン前日の午前中に、ビッグサイト前で開催されています。今年はどんなイベントになったのか。その模様をご紹介しましょう。
世界各国からランナーが参加
東京マラソンフレンドシップランには、毎年さまざまな国から参加者が集まります。その中でも特に多いのは、香港や台湾のランナー。やはり親日ということもあり、東京マラソンの人気は絶大なのでしょう。
次いでイギリスやアメリカ、オーストラリア、中国などからも大勢の参加者が見られました。さらにマレーシアやカナダ、メキシコ、スイス、フランス、ベルギーなどをはじめ、グアテマラやアルゼンチンなど遠方からの参加者もいたようです。もちろん、開催国である日本のランナーもたくさん参加していました。
仮装ランナー同士の交流
本イベントでは仮装ランナーも多く、皆さんさまざまな姿で5kmのファンランとランナー同士の国際交流を楽しんでいました。国際交流は、仮装ランナーの間でもはや必然的なアクティビティです。私はいつも寿司を被っていますが、同じ寿司の格好をしたランナーも!
仮装はクオリティも高く、特に印象的だったのがスターウォーズのストーム・トルーパー。香港のランナーさんでした。
東京マラソンのゴール地点をあらかじめ走れる!
イベントで走るのは、有明フロンティアビル前をからシンボルプロムナード公園コースとほぼ同じ5km。途中では観覧車やダイバーシティのガンダムなど、お台場の風景を見ながら走ることができます。そうしたスポットでは、立ち止まって記念撮影をしているランナーもたくさんいたのが印象的でした。そしてコース後半は、東京マラソンのゴール地点へと向かっていきます。
海外ランナーをはじめ、東京マラソンを初めて走るランナーにとっても、ゴール地点の事前確認になりそうです。もちろん、先にゴール地点で記念撮影することも可能。せっかくの機会ですから、ゆっくり仲間達で写真を撮ると良いですね。
素晴らしいボランティア
東京マラソンフレンドシップで印象的なのは、ランナーだけではありません。ボランティアスタッフは、まさに“おもてなし”の心でランナーたちへの配慮が行き届いています。
ハイタッチはもちろん、積極的な記念撮影や声かけなど。そしてゴール地点では、溢れんばかりの元気な声で子どもたちがドリンクを配布を行っていました。彼らは、自ら志願してボランティアを行っているそうです。参加賞の手ぬぐいにも書いてある通り、“真心”のこもった日本流のおもてなしが感じられるイベントです。
フレンドシップランなら誰でも参加出来る!
本イベントは、毎年12月頃に概要がホームページで公開されます。「東京マラソンに外れてしまった」という人でも、エントリー期限内であれば先着順でエントリー可能。海外から訪れたランナーと国際交流を気軽に行えます。日本で知り合って、海外マラソンで再会する…なんていうことも。
また、同時期にはボランティアの参加も募集しています。走れないという方でも、ボランティアを通じて国内外のランナーと触れられる貴重な機会となるでしょう。東京マラソンとはまた違った、とても素敵なランニングイベントでした。