キプサング選手+青学駅伝メンバー+市民ランナーで展開「adizero SPEED SUMMIT 2018」

「キプサング選手+青学駅伝メンバー+市民ランナーで展開「adizero SPEED SUMMIT 2018」」の画像

1月21日に神宮外苑にて、adidas Runners presents「adizero SPEED SUMMIT 2018」が開催された。近年では、毎年この箱根駅伝の後の時期に開催されているadizero SPEED SUMMITであるが、今回は神宮外苑にて盛大に開催された。

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左からタクミセンブースト(オレンジ)、サブ2(ブラック)、ジャパンブースト(ホワイト)、ボストンブースト(グリーン)

ゲストとして、男子マラソン元世界記録保持者のウィルソン・キプサングがケニアから来日した。キプサングは、今年の東京マラソンに前回王者として2連覇を狙って出場する。前回、自身が打ち立てた大会記録(2時間03分58秒=日本国内最高記録)の更新である2時間03分50秒の目標タイムを今回の来日で掲げた。さらに、毎年御馴染みとなっている青山学院大学陸上部のメンバーなどもゲストとして参加した。

今回のイベントは、陸上競技場のトラックで行われていた前回までのSPEED SUMMITとは打って変わって、神宮外苑の特設コースを2周するという3kmのコースを舞台に繰り広げられた。また、今回からはAR(アディダスランナーズ)主催のイベントとして、参加者全員にAR TokyoのTシャツを参加賞としてプレゼントするなど、ARのネットワークを拡大の意味を持つイベントとなった。

AR Tokyoの取り組みについて

AR Tokyoは多くのメンバーを持ち、AR TokyoのFacebookグループでは1月現在で2340名ほどのメンバーが登録されている。ARの活動は日本だけにとどまらず、世界各地にARの拠点がある。

(※例えば、AR Londonについてはコチラの記事で。世界中のARランナーが集まるナイトレース「ARシティナイト」についてはコチラの記事で)

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「adizero SPEED SUMMIT 2018」の前日には、AR Tokyoのランニングセッションにウィルソン・キプサングが参加。代々木公園のクロスカントリーコースをAR Tokyoのメンバー達と走った後に、1000mのタイムトライアルをともに走った。

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1000mのタイムトライアルをともに走ったキプサング

終始、笑顔の絶えないキプサングとともに、AR Tokyoのメンバーたちにとっても有意義なセッションとなった。セッションの最後にはキプサング先生によるQ&Aコーナーも行われ、参加者は世界中のメジャーマラソンのタイトルを欲しいままにしてきたプロフェッショナルなマラソン選手の生の声を聞いた。

AR Tokyoの普段のトレーニングセッションでは経験豊富なコーチ陣からアドバイスを受けられるほか、それに加えて国内外でのレースへの積極的な参加、そして海外からのARメンバーとの交流、そしてこのような国際的なプロ選手との交流を体験することができる。また、数ヶ月前にはアディダスの本拠地であるドイツのマラソン選手のアナ・ハーナー(2017年ベルリンマラソン5位)も来日中にAR Tokyoのセッションに参加した。世界中にあるARのネットワークは無限大といったところだ。

AR Tokyoでは随時メンバーを募集中であるが、今年はよりセッションの回数を増やす予定だという。専門的なトレーニングから、シティランやグルメランといったファンランまでを網羅し、幅広い視点からランナーたちのランニングライフをサポートするだろう。

【adidas Runners of Tokyo公式HP】 http://japan.adidas.com/adidasrunners/ja_JP/

スピードサミットにスピード参加

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どーも、すしマンです

さて、すしマンこと私の顔をこちらで公開するのは恐らく初めてかもしれないが、そんなことはどうでもいい。今回のスピードサミットにメディアの一人として参加させていただいた。ちなみにホノルルマラソンを走ってから1ヶ月で2回ぐらいしか走っていない。とはいえ、そんなこともどうでもいい。笑

「スピードサミットにスピード参加」というのは、全くトレーニングしていないけど「とりあえず一番速い組でチャレンジしてみた」というある意味挑戦的な私の意思表示である。このスピードサミットでは、5つの組にレベルごとに自己申告制であらかじめ分けられており、私は一番速い組で走ってみた。もう、スピードないけど…

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レベル5の決勝の先頭集団。キプサングのフォームは無駄がなくキレイ

午前は予選ということで各組が3000mのコースを疾走し、その予選を突破した参加者による決勝戦が午後に各組行われた。一番レベルの高い組とその次にレベルの高い組の決勝のトップには、ボストンマラソンへの出走権が与えられるということで、参加者の真剣さは私にも伝わってきた。そして一番レベルが高いレベル5の決勝がスタート。キプサングと青山学院大の選手と先頭にしてスピードに乗った参加者たちが懸命に走る。

一方、私は一応予選を通ったものの2本も3000mを走れる耐久性を現在持っていない。上の写真の先頭集団のちょうど後ろに、もがいている私がいるが、結局1000m地点でリタイアした…(もっとトレーニングせなな…)

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第94回箱根駅伝MVP、青山学院大の林奎介も今回のイベントを楽しんだ

レースでは予選、決勝と各組において青山学院大の選手たちがペーサーとして参加者を牽引し、「市民ランナーの方々と走らせていただく機会は普段あまりないので、とても楽しめました」と、彼らもこのイベントを心から楽しんでいた。この日は毎年このイベントで行われているアディダスシューズのトライアルも好評で、参加者たちはアディダスのシューズとともに自らのスピード値のへの挑戦を楽しんだ。

昨年は、『TOKYO RUN+5 CHALLENGE』を開催したARとアディダスジャパン。今回のスピードサミットを経て2018年もまた素晴らしいイベントが開催されることが期待できる。また、アディダスジャパンの『SPEED SQUAD(スピードスクワッド)』プロジェクトもこの春から始動する。スピードスクワッドプロジェクトで切磋琢磨するメンバーは、トレーニングのサポートはもちろんのこと、様々な海外のレースへの参加もアディダスからサポートされる。

ウィルソン・キプサングがこの東京マラソンで着用予定の「アディゼロサブ2」の一般発売を3月に控えるアディダス。青山学院大の箱根駅伝4連覇の勢いもさることながら、東京マラソンでもその「アディゼロサブ2」の素晴らしさをアピールし、春からのスピードスクワッド、そしてAR Tokyoのネットワークのさらなる拡大に繋げるだろう。今後も目が離せない。

【adidas Runners of Tokyo『SPEED SQUAD』詳細】https://shop.adidas.jp/running/community/

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