2016年1月11日

国内初開催「Wings For Life World RUN2015」の覇者|沖 和彦さん

「国内初開催「Wings For Life World RUN2015」の覇者|沖 和彦さん」の画像
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本日から、私すしマンが、レースでご一緒したランナーの方々にインタビューしていきます。

その第1弾は…

『Wings For Life World Run 2015』で日本大会の男子優勝に輝いた、沖和彦さんです!

「Wings For Life World Run 2015」とは?
2015年のゴールデンウィークに、琵琶湖北部の滋賀県高島市で日本初開催となった大会です。一定速度で追いかけてくる“キャッチャーカー”に捕まると、その時点でレース終了。そのため、走る距離(ゴール地点)が人によって違うというユニークな大会です。
※2015年大会の大会レビューはこちら

気持ちで掴み取った栄光の67km

大会の初代日本チャンピオンとなった沖和彦さん(写真左)。さっそく、お話を伺ってみましょう。

「国内初開催「Wings For Life World RUN2015」の覇者|沖 和彦さん」の画像

すしマン「優勝おめでとうございます!とても気迫の感じられる走りでしたね。」

沖さん「ありがとうございます。レース前の作戦としては、1km4分ペースで60kmまで4時間かけて走り、そこからペースアップという作戦でした。レースは前半から飛ばすランナーもいたのですが、最初は自分の走りを徹底。20kmくらい走ったときに、イクラをかぶった人が後ろから…」

すしマン「笑…」

沖さん「ただでさえ重い被り物をしているのに、あんな暗い中で視界もさえぎられるわけですからね。しかも速かったので、強靭な体力を持っているんだなぁ…とリスペクトです。」

すしマン「ありがとうございます(笑)」

沖さん「それから暗い夜道を淡々と走っていたのですが、約40kmの地点で先頭ランナーに追いつき、そして追い越して、先導の自転車にずっとついていきました。しかし、暗い中でエイドステーションが5kmに1回程度しかなかったので、上手く補給を取れずにエネルギー切れ。また、ちょっと頑張り過ぎてしまったこともあり、50kmを過ぎた頃に一度歩いてしまったんです。」

すしマン「ただでさえ暗い中、エネルギー切れでヘロヘロ…。しかもゴールがいつ訪れるのか、そして、後ろからランナーが来ているかすらも分からないわけですもんね。さまざま不安要素があったわけで。」

「国内初開催「Wings For Life World RUN2015」の覇者|沖 和彦さん」の画像沖さん「はい、そうです。しかし、先導していただいたレッドブルジャパンの城戸暢(きどみつる)さん が励ましてくださり、それでまた頑張ろうと思いました。」

すしマン「とてもいいお話ですね。」

沖さん「はい。ただしこの大会のルール上、後続ランナーとの差やキャッチャーカーが来る時間などは、レース中に聞いても一切教えて頂けませんでした。そこは、ちょっと辛かったですね(笑)やはり、早く終わらないかなーと。でも、辛い・苦しいことの先にこそ、栄光の67kmのゴールがありました。」

「国内初開催「Wings For Life World RUN2015」の覇者|沖 和彦さん」の画像

すしマン「そして、初代の日本チャンピオンとなったわけですね!」

沖さん「はい、本当に嬉しかったです。普段からお世話なっている方々や地元の友人など、皆さんに勇姿が見せられたかなと思います。」

すしマン「まさに素晴らしい走りでした。」

沖さん「一度は止まって歩いたのに、また再び走り出せたこと。その影には、いつも私を支えてくださっている皆さんの存在が大きかったです。もちろん今回は、先導の城戸さんからの声掛けにも助けられました。自分は、いつも誰かに支えられているんですよね。この大会を通じて、自分も誰かを元気にさせたいとか、勇気を与えたいなんて思えるようになりました。間違いなく自分の人生において、一番の出来事だったと感じています。そしてこの大会が『脊椎損傷の為の研究に、この大会の参加料を全額提供する』というチャリティー大会であることも、私たちが誰かを支えるという素晴らしい仕組みです。」

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Runtrip via ISHIGAKI TsunDAMI FES