2016年8月30日 ITEMS

“走る“フリーライター・三河の本棚:vol.8『マラソン1年生』

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学生時代に陸上部だった方を除けば、どんなランナーても最初は初心者だったはず。キッカケはどうあれ、走ることに楽しさややり甲斐を見出しながら走り続けていることでしょう。今回ご紹介する『マラソン1年生』は、著者・たかぎなおこさんの実体験を綴った1冊です。

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どちらかと言えばスポーツは苦手。自宅仕事&デスクワークということで、社会人になってからは運動不足が加速していたという著者が、マラソンを始め、そして継続していくまでのストーリー。これから走り始めようという方なら、身近な体験談として参考になるでしょう。すでに走っているランナーにとっても、「自分も以前はそうだった」なんて思い出しながら楽しめるはずです。

イラストと写真で面白おかしく読み進められる

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運動不足からランニングを始め、やがて楽しむようになり、遂には大会へと出場する。仲間と走ったり、その後の美味しいビールを堪能したり。あるいは10kmやハーフマラソンなど大会を走った体験について、本著では可愛らしいイラストによる漫画を通じて描かれています。等身大の体験だからこそ、

「そういうの、確かにあるある!」

なんて共感できる部分が多いのではないでしょうか。漫画なので、よりリアルにイメージしながら、誰でも楽しく読み進められます。

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大会風景などは写真も交えることで、読者がその状況を想像しやすくなっています。文字、イラスト、写真。この組み合わせが絶妙で、つい“一気読み”してしまうほど。エピソード内にはもちろん困難も待ち構えていますが、それすら「楽しそう」と思わせてくれる構成に脱帽です。

もちろん、ただ面白おかしいだけではありません。マラソンを走るうえで取り組んだ練習や工夫、あるいはレース中の出来事などは、ランナーにとって参考になる点がたくさんあるでしょう。ランニングを始めるのに1歩踏み出せない方、あるいは「最近どうもやる気が起きない」という方にとっては、何か1つのキッカケになってくれる。そんな一冊だと感じます。

目からウロコ!?金哲彦氏からの一言アドバイス

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さらに見逃せないのが、要所要所で登場するプチコーナー『教えて!金さん Q&A』。本著はランニングコーチや解説者などでも有名な金哲彦氏の監修を受けており、このコーナーでは、ランナーの抱きやすい疑問・質問に金哲彦氏が一言コメントで答えているのです。

トレーニング方法はもちろん、レースへの心構えや暑さ対策、レース後のケアなど。「これ、知りたかった!」と声を出してしまいそうなQ&Aは、ランナーにとって“目からウロコ”の情報満載。著者のエピソードで走ることへのモチベーションを上げつつ、より楽しむための知識まで学ぶことができます。

 

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ちなみに、たかぎなおこさんは本著の続編である『マラソン2年生』をはじめ、旅×ランニングを題材とした『海外マラソンRun Run旅』『まんぷくローカルマラソン旅』なども執筆されています。気になる方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。


「“走る“フリーライター・三河の本棚:vol.8『マラソン1年生』」の画像マラソン1年生
(著:たかぎなおこ/監修:金哲彦/出版:KADOKAWA)
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三河賢文が執筆した記事

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