クリック合戦は当たり前!! 杜の都を駆け抜ける「仙台国際ハーフマラソン」【大会レポ】

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フルマラソンとはまた異なり、スピード感に溢れるハーフマラソン。5月8日(日)に開催された「第26回 仙台国際ハーフマラソン」にはトップ選手も出場し、多くのランナーが“杜の都・仙台”を駆け抜けました。その様子を、実走レポートとしてお届けします。

晴天の中をスタートラインへ

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大会当日は天候に恵まれました。最寄り駅である「宮城野原」駅からは、スタート会場である仙台市陸上競技場に向けて多くのランナーが。尚、大会は『登録の部』と『一般の部』に分かれており、公認記録として一定基準を満たしたランナーだけが『登録の部』として走れます。今回は『一般の部』で出場しました。

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荷物預けやトイレを済ませてスタート地点へ。スタートゲート前には、記録を狙うランナーたちの姿が早くから見られます。最前列のAブロックは『登録の部』とチャリティランナー、Bブロック以降は申告タイム順です。

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私はBブロックでのスタート。開会式が終わる頃には、出場者たちもすっかり“走るモード”に切り替わります。いよいよ、仙台国際ハーフマラソンがスタートです!

大混雑のスタートから清々しい青葉通りへ

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スタート直後は大混雑!最初の1〜3kmほどは、思うようなスピードで走ることができませんでした。申告タイム順と言ってもタイム幅があるので、人によってはもどかしく感じてしまうことでしょう。記録を狙うなら、ぜひAブロックでのスタートを獲得することをオススメします。

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青葉通りを抜けて西公園、そして定禅寺通りへ。細かなアップダウンを繰り返しつつ、この辺りまでは全体的に上っていくコース設定でした。頭上にまで飛び出した木々の新緑、そして広い青空。

5kmを過ぎて、ちょうどカラダが温まってくる頃ではないでしょうか。応援も比較的たくさんいるエリアなので、その声援に応えながら快走するランナーの姿もチラホラ見られます。

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仙台駅へと向かう青葉通り。この日は気温が高めでしたが、木陰を走ると清々しく心地よい風も感じられます。この青葉通りを抜ければ早くも半分の10kmが終了。青葉通りは特に応援が多く、やや下り気味のフラットな直線コースのなため、スピードを上げて後半戦に繋げるにも良いポイントと言えるのではないでしょうか。

陸上競技場のトラックに設けられたゴール

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レースは終盤戦。再び、スタート地点だった仙台市陸上競技場を目指します。ちなみに本大会の制限時間は2時間30分。コース上には、全部で6カ所の関門が設けられていました。

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再びスタートゲートを通るレースは、あまり多くないのではないでしょうか。このすぐ奥にゴール地点があるのですが、まだレースは6kmほど残っています。スタート時の盛り上がりとは違い、聞こえるのはランナーたちの懸命な息遣い。ラストに向けてペースアップするランナーもいれば、耐え切れず失速するランナーも…正念場です。

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そしてゴールは、陸上競技場内のトラック!

「頑張った甲斐があった!」

確かにこのゴール地点は、そう思わせてくれます。青空とタータンとのコントラストも素敵。青タータンが眩しく見え、なんだか足が軽くなるような感覚さえあります。自然とペースアップするランナーも多く、ゴール前では熾烈な順位争いも見られました。

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走っていて清々しい気分にさせてくえる、緑に囲まれたコース。応援も多くアップダウンも少ないため、記録が出しやすい大会ではないでしょうか。私もハーフマラソンは久々でしたが、自己ベストを更新することができました。シーズンラストを締めくくるスピードレースに、来年ぜひ検討してみてください。

ただし「仙台国際ハーフマラソン」は人気大会のため、毎年クリック合戦が繰り広げられます。出場される方は、エントリー日を間違えなく準備しておきましょう。

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